南船支部(生徒指導部)

南船支部

令和4年度

第1回 生徒指導部会

 11/16(水)15:30~17:00 京丹波町立和知小学校

 研究テーマについて実践したことを持ち寄り、グループで交流した。生徒指導上の問題に「チーム学校として組織体制で取り組んでいる」「生徒指導の観点から授業改善に取り組んでいる」「不登校児童へのアプローチ」など、様々な実践が交流され、学び多い時間となった。

 また、研修では、南丹教育局の指導主事より今回改訂される「生徒指導提要」について講演をしていただき、これまでとの違いや国の目指す方向性等について学ぶことができた。また、初めて端末を持ち寄っての研修であったが、トラブルもなく開催することができた。今回の生徒指導提要は紙ベースではなく、WEBのみの公開ということなので、実際に端末で見ながら研修したことを生かして各校で校内研修を行っていきたい。

<講演より>

①改訂の基本的な方向性

 ・「積極的な生徒指導」の充実

 ・個別の重要課題を取り巻く関連法規等の変化の反映

 ・新学習指導要領やチームとしての学校等の考え方の反映

②生徒指導の構造

 ・生徒指導の2軸(課題の有無を起点とした時間軸に着目)

 ・生徒指導の3類(生徒指導の対象となる児童生徒の観点)

 ・生徒指導の4層(対象と課題性の高さ)

令和3年度

《研究主題》
児童の生活実態の把握や個々の児童の内面理解に努め、
自らの課題を解決する意欲と実践力を育てる生徒指導の研究

1.研修会
【日時】令和3年11月24日(水)15:30~17:00
【会場】京丹波町立和知小学校
【概要】(1)部会の運営及び計画について
    (2)研修
     「南丹管内の生徒指導に関わる現状と課題」
      講師 京都府南丹教育局
          生徒指導担当 井野 猛 指導主事

2.成果と課題
(1)成果
 南丹教育局の指導主事より南丹管内の生徒指導上の課題や現状や生徒指導主任の役割について講演をしていただき、生徒指導上の問題に対応する際の心構え等について学ぶことができた。また、中学校ブロックを中心として交流協議を行うことにより、各校の取組の参考となった。
<講演より>
①ハンドブック・リーフレット等の紹介
 ・不登校児童生徒支援ハンドブック
  ~社会的自立に向けた不登校児童生徒支援について~
 ・いじめの防止等のために
  ~教職員用ハンドブック~
 ・子どものSOSサインを見逃さないために!
  ~教職員のための児童虐待防止・対応リーフレット~
②管内の生徒指導の状況及び課題について
 ・問題事象(暴力事象)が小学校で増加傾向=事象の低年齢化
 ・不登校児童生徒の増加
 ・いじめ問題は減少(臨時休校の影響もあり)
③校内連携について
 ・初期対応の遅れからのトラブル
 ・保護者との関係性
 ・校内での情報共有

(2)課題
 コロナ禍の中で授業研究会ができなかったが、ICTを活用して授業を通しての研究会ができないか検討する必要もあるのではないか。

(3)その他
 コロナ禍のため縮小して開催された府小研生徒指研究大会(八幡市立くすのき小学校)に2名(部長と副部長)が参加した。

3.来年度への研究課題
 来年度より3年間、京丹波町立丹波ひかり小学校が府小研生徒指導部会の研究協力校となる。研究協力校に少しでも力となれるように部会の運営を考えていく。

令和元年度

<研究主題>
 「児童の生活実態の把握や個々の児童の内面理解に努め、
            自ら課題を解決する意欲と実践力を育てる生徒指導の研究」

第1回生徒指導部研究部会 
〔日時〕 令和元年5月29日(水)14:55~15:55
〔場所〕 南丹市立園部小学校 
〔内容〕 
1 部会の運営並びに研究テーマの確認・決定
2 年間計画の確認(研究授業者並びに実践発表者の決定)
3 インターネット、スマホ、SNS、オンラインゲーム等に関する使用の実態やそれらに係る指導等について交流(3グループに分かれて)

〇各校において様々な事象が起こっていることがわかり、家庭と連携しながら学校として対応していく必要性があることが確認できた。さらに、各校の取組報告(児童アンケート、保護者への啓発文書、親子人権学習)が参考となった。

第2回生徒指導部研究部会
〔日時〕 令和元年10月9日(水)13:55~17:00
〔場所〕 南丹市立胡麻郷小学校 
〔内容〕 
1 研究授業
算数科「面積」(第5学年)
授業者 南丹市立胡麻郷小学校 谷 祥吾 教諭
2 事後研究会
3 実践発表
発表Ⅰ 南丹市立園部小学校     村田 大樹 教諭
発表Ⅱ 京丹波町立丹波ひかり小学校 栃下 貴尚 講師
4 指導助言
京都府南丹教育局 川口 雅彦 指導主事
     
○生徒指導に視点をおいた研究授業は、貴重な研修の場となるので今後も継続していく。ただし、授業者や当該校に任せきりにならないように、第1回目の部会で研究授業の方向性等について協議することなどを考えていく。

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