令和4年度
《研究主題》
「探究的な学習を通して、よりよく問題を解決する資質・能力や主体的・協働的に取り組む態度を育成する授業の創造」
<第1回総合的な学習の時間研究部会>
〔日時〕令和4年5月25日(水) 15:30~16:30
〔会場〕オンライン
〔内容〕
〇研究テーマ及び研究活動の内容について
〇研究主題、活動計画立案について
※紙面による報告
<第2回総合的な学習の時間研究部会>
〔日時〕令和4年11月16日(水) 15:30~16:55
〔会場〕南丹市立八木西小学校
〔内容〕
(1) 実践交流
研究テーマ
「探究的な学習を通して、よりよく問題を解決する資質・能力や主体的・協働的に取り組む態度を育成する授業の創造」
(2)講演
「新学習指導要領における総合的な学習の時間の授業づくりについて」
講師:京都府南丹教育局指導主事 山本 奈緒子先生
(3)事務連絡等
〔研究の成果〕
・12本のレポートをもとに実践交流をすることで、各校の多様な探究課題や単元、学習過程を見ることができ、授業実践を進めていく上でのヒントをたくさんもらうことができた。
・どの実践にも、地域ならではの題材や地域の人材、地域にある施設などとの関わりがあり、総合的な学習の時間の探究活動において、地域との連携やつながりが大切であることが分かった。
・児童が題材に対してどれだけ自分事としてとらえ、課題意識が持てるか、単元との出会わせ方が「課題の設定」において重要であることが分かった。そのために、地域の人との出会いや体験活動などから単元をスタートさせることが有効であることも確認できた。
令和3年度
第1回
令和3年11月8日(月)
場所:南丹市立八木西小学校
内容:府小研 研究大会 役割の確認
第2回
令和3年11月29日(月)
場所:南丹市立美山小学校
内容:府小研 研究大会前日準備
第3回
令和3年11月30日(火)
場所:南丹市立美山小学校
内容:京都府小学校教育研究会 総合的な学習の時間教育研究大会に参加及び運営
○公開授業
1年 あきとなかよし 大川 なつみ 先生
2年 町のすてき つたえたい ~美山のすてきやひみつをつたえよう~
大道 剛 先生
3年 美山のお宝②~お祭り~ 大西 亜由子 先生
4年 美山の福祉について知ろう 松末 幸平 先生
5年 美山の新しい農業について知ろう 土井 香織 先生
6年 古の美山から学ぶ② 塩見 圭亮 先生
・地域教材「美山学」を効果的に活用し、子ども達が主体的に取り組めることができていた。どの児童も「こんな美山にしたい」という思いがもて、郷土愛が育っていた。
・すべての学級で「何のために」「誰のために」と目的意識や相手意識をもって、発表や話合いを進めることができている。また、美山にはこんな課題があるという現状から、自分事ととしてとらえ、自分たちにできることを考えることができた。
○研究発表
発表者
研究主任 塩見 圭亮 先生
・研究発表では、美山小学校が地域と深く連携しながら、地域教材を研究、活用して総合的な学習の時間を進めてこられたこと、体験的な活動を大事にしながら、子ども達が楽しめる授業の工夫や課題解決学習を実践されてきたことなどを発表された。
令和元年度
1 令和元年5月29日(水)
○内容
・協議 ①研究テーマ
「探究的な学習を通して、よりよく問題を解決する資質・能力や主体的・協働的に取り組む態度を育成する授業の創造」
②研究活動計画について
・実践報告
南丹市立美山小学校(府小研 研究協力校) 塩見 圭亮 教諭
「自ら考え、伝え合い、学ぶ喜びを実感する児童の育成
~美山学の実践を通して~」
交流
・地域をフィールドにした探究的な学習が、子ども達に地域を愛する心をはぐくみ 地域を担う学力を付けさせていることを学んだ。
・コミュニティ・スクールの仕組みを生かして、うまく地域の力を生かすとともに、 地域自体の活力になる学習活動が展開されている。
・教育課程に位置付けた美山学によって、地域のよさを発見する学習、自分のよさや 可能性を発見する学習になっている。
2 令和元年10月9日(水)
○内容
・公開授業、事後研究会
第3学年 南丹市立殿田小学校 橋本 宙志 教諭
「日吉はかせになろう!」
○出前講座「小学校総合的な学習の時間講座」
京都府総合教育センター 伴 昌也 研究主事兼指導主事
①新学習指導要領の趣旨
(1)主体的・対話的で深い学び
(2)総合的な学習の時間の目標
(3)育てたい資質・能力
(4)探究的な学習の過程
(5)「整理・分析」の学習活動
思考の可視化と操作化
②ワークショップ
総合的な学習の時間の単元を構想する。
(今ある単元をブラッシュアップするために))
単元「日吉はかせになろう!」を教材に。
・計画されている活動を全部書き出す。
・ゴールとなる児童の姿をイメージし、活動を精選する。
・児童が探究するために、適切な教師の指導をイメージする。