南丹・船井小学校教育研究会 第1回 体育部会
【研究テーマ】
「児童が、教え、認め、高め合う中で運動する充実感と自己肯定感の持てる体育授業を目指して」
~主体的・対話的で深い学びに向けた体育授業のへの工夫改善~
【研究活動の内容】
〇京の子ども元気なからだスタンダードの活用を通し、個に応じた体育授業の充実・改善を図る。
〇実技研修や実践交流により研究活動を進め、指導力量の向上を図る。
【第1回 体育部会】
日時:令和4年7月27日(水) 13:30~
会場:園部小学校ランチルーム
内容: 1 開会あいさつ
2 令和4年度 活動方針・計画について
令和4年度南丹・船井小学校教育研究会 第2回体育部会
日 時 令和4年10月5日(水)
場 所 南丹市立殿田小学校
内 容 授業研究会(5校時) 事後研究会 実践交流会
3 理論研修
研修テーマ:「『主体的・対話的で深い学び』の視点に立った授業改善について」
講師:京都府南丹教育局 指導主事 井野 猛 様
【研究の成果】
・「認知能力と非認知能力を一体的にはぐくむ」ことの重要性や非認知能力を育てることがその後の「認知能力」の発達を促すということを、実践された動画などをもとに、より具体的に知ることができ、「非認知能力」の必要性を理解することができた。
【課題】
・新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、予定していた実技研修を中止することとなった。今後、体育科の研修機会が減らないようにコロナ対策を講じながら実施していきたい。
【研修会の様子】
南丹・船井小学校教育研究会 第2回 体育部会
【第2回 体育部会】
日時:令和4年10月5日(水) 13:40~
会場:殿田小学校体育館、視聴覚室
内容:1 授業公開(13:40~14:25)体育館
第5・6学年「跳び箱」 授業者 南丹市立殿田小学校 中村 文也 教諭
2 全体会(14:45~15:40)視聴覚室
(1)開会挨拶
(2)事後研究会(14:50~15:40)
ア 授業者より イ 研究協議
(3)実践交流(15:50~16:40)
ア 実践交流 イ グループ報告
3 年間のまとめ(16:40~16:50)
(1)令和4年度体育・保健体育指導力向上研修伝達講習会 兼
京都府小学校教育研究会体育実技研修会 ※資料配付
(2)会計報告(案)
4 閉会あいさつ(16:50~17:00)
【研究の成果】
・授業を見合うことで、授業の展開、場の設定、教具の工夫、教師の思い、学級経営など、学びの多い研修となった。
・テーマにある「児童が、教え、認め、高め合い」の見える授業であり、「充実感と自己肯定感」の持てる体育授業であった。参加者にとって良い刺激となった。
【研修会の様子】
令和3年度
《研究テーマ》
「児童が、教え、認め、高め合う中で運動する充実感と自己肯定感の
持てる体育授業を目指して」
~主体的・対話的で深い学びに向けた体育授業への工夫改善~
1.研究会
【日時】令和3年7月29日 11:00~16:00
【会場】京都府立口丹波勤労者福祉会館
南丹市立八木西小学校
南丹市立八木東小学校
【概要】
令和3年度体育・保健体育指導力向上研修伝達講習会
兼 京都府小学校教育研究会体育実技研修会に参加
※実技研修会担当支部として、運営にあたった。
2.成果と課題
(1)成 果
令和3年度体育・保健体育指導力向上研修伝達講習会兼京都 府小学校教育研究会体育実技研修会に参加し、ボール運動、表現運動、幼児の運動遊びの3つの領域の体育指導について学ぶことができた。
(2)課 題
新型コロナウイルス感染症感染拡大の影響により、部会が1回の みの開催であった。また、1回実施の部会も府小研体育実技研への参加と兼ねており参加人数の制限があったことから、全部員が参加しての部会を開催できていない。
・体育実技研で学んだことを多くの先生方の実践や学びにつながるように、各校で伝達、共有化を図り、系統的な指導が展開できるよう努力する必要がある。
・次年度は授業研究・実技研修を中心とした交流や学び合いをして いきたい。
・専門的な技のポイント・指導内容に知識がなければ、協議を深めることが難しい。
・コロナ禍での体育授業の在り方について、研修をしたり、交流したりする機会を設ける必要がある。
3.来年度への課題
・例年の活動計画にとらわれず、新型コロナウイルス感染症感染防止対策を意識した授業づくりについても研究していく。
・新学習指導要領に沿った評価の在り方についての研修機会をつくる。
・体育部会での学びを各校で広める方法を考える。
令和元年度
〇第1回 令和元年5月29日(水)
1 研究テーマの決定
「児童が、教え、認め、高め合う中で運動する充実感と自己肯定感の持てる体育授業
を目指して」~主体的・対話的で深い学びに向けた体育授業への工夫改善~
※昨年度に引き続き、令和2年度京都府小学校教育研究会体育科教育研究大会に向け、昨年度より3年間の研究協力校となった木津川市立加茂小学校の研究主題と同じにすることを確認
2 体力テストの結果及び実態交流
◯体力テストの結果や実態から見える自校の課題と実践交流
各校の体力テストによる児童の実態と課題をもとに、研究領域や実践交流の方向付けができた。
3 実践交流(教材や実践に対する悩み、研修したい内容など)
◯本研究会のスタートにあたり、体育指導に係る教材や実践に対する悩み、学びたい内容を共有することができた。
・器械運動系(マット、鉄棒)の指導方法と補助のポイント
・ICTを活用した授業
・外遊びにつながる体育学習
〇第2回 令和元年7月24日(水)
1 実技研修会
「体育・保健体育指導力向上研修」器械運動系 伝達講習会
講師 京丹波町立丹波ひかり小学校 鷹羽 圭介 教諭
◯京都府代表として令和元年度体育・保健体育指導力向上研修(鹿児島県)に参加
した鷹羽教諭から伝達講習を受けた。指導のポイントや補助の仕方、場の設定などについて学ぶことができた。
・学習指導要領の変更点について
・実技研修(マット運動、跳び箱運動)
技につながる遊び、技のポイント、補助の仕方
・評価について
「できる」「できない」ではなく、質的な変化を見とる。
〇第3回 令和元年11月20日(水)
1 研究授業
「マット運動」(5年)
授業者 南丹市立八木西小学校 堀川 健介 教諭
2 事後研究会から
・マット運動(主に、側方倒立回転)に関わる準備運動、場の設定や補助の仕方など、学ぶことができた。
・ICTの活用により、客観的に自分の動きを見ることができ、さらに自分の技を高めようとする意欲につながった。
・側方倒立回転までの技の系統性や身に付けておくべき動きについて理解を深めることができた。
・ワークシートの活用やグループ活動を取り入れることで、子ども同士の主体的な関わり合いを促すことができた。
3 実践交流会(A4レポート1枚交流)
<マット運動、跳び箱運動、ベースボール型ゲームなど>
・対話的で深い学びにつながるような学習の進め方や工夫について、学び合える場とすることができた。
・苦手な内容でも、子どもたちが主体的に取り組めるようにするための場の設定やルールの工夫、指導のポイントなどを共有することができた。
・体育科の学習においても、子どもたち同士が関わり合い、教え合いを通して、一人一人の力を高めていけるような指導方法を工夫する必要がある。