令和4年度
研究主題:「つながりや楽しさの中で、主体的に創造する児童の育成」
~いきいきと自分を表現する図画工作科の授業~
第1回 研究会
7月27日(水) 場所:京丹波町立瑞穂小学校
(1)本年度の研究主題、活動内容等について
(2)全国教育美術展京都府審査の運営について
(3)実技研修
第2回 研究会
10月5日(水) 場所:京丹波町立瑞穂小学校
(1)全国教育美術展京都府審査運営に係る打ち合わせ、準備
(2)実践交流「児童絵画の鑑賞と指導に係る交流会」
研究成果
7月27日(水)に図画工作部会を開催しました。
株式会社サンワ クラフテリオ事業部の方を講師に招き、実技研修を行いました。紙粘土を使い、風鈴作りに取り組みました。
はじめに、紙粘土の基本的な使い方やカラー粘土の作り方を教えていただきました。その後は、それぞれが思い思いの風鈴を作りました。研修で学んだことを各校の図画工作科の指導で生かしていきます。
第2回 図画工作部会
10月5日(水)14:00~16:30
場所:京丹波町立瑞穂小学校
1 内容
(1)全国教育美術展京都府審査運営に係る打ち合わせ、準備
・11月8日(火)の全国教育美術展京都府審査に向けて、役割分担、動きの確認を行った。
・当日の動きがイメージできるよう、当日と同じような掲示物を貼ったり、画用紙を移動させたりしながら、打ち合わせを行った。
(2)実践交流「児童絵画の鑑賞と指導に係る交流会」
・部員が持ち寄った児童の作品の画像等をもとに、指導法について交流した。
2 研究成果、課題
・全国教育美術展京都府審査に向けて詳細の打ち合わせができ、当日の準備を進めることができた。
・各部員が持ち寄った作品(指導した作品の画像)をもとにして、指導法について交流した。お互いに質問し合い、指導法や技法、材料等についても学び合うことができた。
図画工作部 今年度のまとめ
1 成果
・株式会社サンワ クラフテリオ事業部の講師の方にお世話になり、風鈴作りに取り組んだ。紙粘土の基本的な使い方やカラー粘土の作り方を学んだ。楽しみながら実技研修に取り組むことで、素材のよさや作品作りの指導法を学ぶことができた。
・各部員が持ち寄った作品(指導した作品の画像)をもとにして、指導法について交流した。お互いに質問し合い、指導法や技法、材料等についても学び合うことができた。
2 課題
・今年度は、全国教育美術展京都府審査の運営が、南船支部の担当であったので、授 業研究会を行わず、運営の打ち合わせやリハーサルをその時間にあてた。そのた め、実際の指導から学ぶ機会をもつことができなかった。
・部員が全国教育美術展の審査に関わることで、多くの絵をみる機会ができた。児童の 絵をどのように鑑賞し、評価していくかは今後の研修に含める必要がある。
3 来年度へ向けて
・図画工作科の教科の特性を踏まえ、いきいきと自分を表現する授業についての研究を 進める。
・学習指導要領に示されている目標や内容をもとに、学年相互の系統性を踏まえながら、公 開授業や実技研修を中心に研究を進める。
・児童の絵をどのように評価していくかの評価の在り方についての研修を取り入れる。
令和3年度
《研究主題》
「感じる力を育み、表現する喜びを味わう図画工作科の授業」
~仲間とつながり、気付き、深めながらつくりだす児童の育成~
第1回研究会 令和3年5月26日(水)於:南丹市立園部小学校
中止 |
(1)本年度の研究テーマについて
(2)部会の運営について(役員の選出等)
(3)研究活動計画について
第2回研究会 令和3年7月28日(水)於:京丹波町中央公民館
(1)本年度の研究テーマについて
(2)部会の運営について(役員の選出等)
(3)研究活動計画について
(4)作品の出展(全国美術展・府美術展・京都丹波美工展)について
(5)実技研修「木彫に関する実技研修 ~2・3学期の指導に向けて~」
(6)鑑賞(1学期の作品鑑賞と指導方法についての交流)
第3回研究会 令和3年10月6日(水)於:京丹波町立和知小学校
(1)研修「小中連携の取組について」「高学年の絵画指導について」
中止 |
講師 京丹波町立和知中学校 池田琴美先生
(2)全国教育美術展及び府教育美術展の出展と審査について
研究の成果と課題
(1)成果
○実技研修から
・夏の研修にクラフテリオより講師を迎え、実技研修を行った。彫刻刀を使った版画や立体作品づくりについて、樹種等の素材の違いや良さを生かすための彫刻指導の方法について学ぶことができ、有意義な研修となった。
・また、作品鑑賞会は、各々の学校から持ちよった作品について、指導方法や児童の作品づくりの様子を紹介し合い、指導方法を学ぶ機会となった。
(2)課題
○各展覧会審査会等から
・図画工作科の指導と評価については、技能面だけでなく、創造的なよさや美しさ、表したいこと、表し方などを工夫して創造的に発想や構想をしたり、作品などに対する自分の見方や感じ方を深めたりすることができる授業の工夫や改善について、さらに研究を進めていきたい。
令和元年度
《研究主題》
「感じる力を育み、表現する喜びを味わう図画工作科の授業」
~仲間とつながり、気付き、深めながらつくりだす児童の育成~
第1回研究会 令和元年5月29日(水)
(1)協議(研究主題、部会の運営、研究活動計画、作品の出展)
(2)ミニ研修「新学習指導要領図画工作編について」「鑑賞について」
新学習指導要領図画工作編を活用し、図画工作科の目標や育成する資質・能力等について研修を行った。また、映像資料を基に、鑑賞の学習指導についても研修を行った。
第2回研究会 令和元年7月24日(水)
(1)実技研修「紙粘土とペットボトルを使った工作」
(2)鑑賞「1学期の作品鑑賞と指導交流」
第3回研究会 令和元年11月20日(水)
(1)授業研究
第6学年「12年後のわたし」 授業者:森 絵璃 先生(南丹市立八木西小学校)
(2)実践発表
第2学年「わっかでへんしん」 発表者:森 萌加 先生(南丹市立園部第二小学校)
(3)事後研究会
(4)小学校図画工作科教育講座「新学習指導要領における図画工作科を通して育成する資質・能力」 講師 京都府総合教育センター研究主事兼指導主事 奥野 悦子 様
研究の成果と課題
(1)成果
○実技研修から
・前年度に引き続き、夏の研修にクラフテリオより講師を迎え、実技研修を行った。超軽量紙粘土を使用した立体作品づくりを通して、効果的な指導方法について学ぶことができ、有意義な研修となった。
・作品鑑賞会は、各々の学校から持ちよった作品について、指導方法や児童の作品づくりの様子を紹介し合った。
○公開授業研究・実践発表・講座から
・公開授業では、製作する作品のイメージを広げるため、話し合い活動を中心とした授業であった。子どもたちの対話から発想が広がる学習場面を参観し、対話的な学びの大切さを改めて学んだ。
・実践発表では、具体的な学習事例を通して、教科横断的な取組や単元計画、子 どもたちの興味関心を高める指導方法等について発表があり、今後の指導に役立つ学びとなった。
・図画工作科教育講座から、新学習指導要領実施に向けて、これからの図画工作科指導のポイントについて詳しく学ばせていただいた。児童が自分の思いや考えを持って、作品づくりができる指導の大切さを学ぶ機会となった。