南船支部(生活科部)

南船支部

南丹・船井小学校教育研究会 第1回 生活科部会

【研究テーマ】

「生き生きと表現し、主体的に学習する子どもを育成する生活科の創造」

~気付き、つなぎ、活かす~

【研究活動の内容】

〇研究授業及び実践発表を通して、生活科における主体的・対話的で深い学びの視点からの授業づくりについて研究を深める。

〇講義等を通して、生活科における資質・能力の育成に向けた授業づくりのための教材研究を進める。

【第1回 生活科部会】

日時:令和4年7月27日(水)13:30~

  会場:南丹市立殿田小学校 視聴覚室

  内容:①令和4年度 活動方針・計画について

第2回生活科部会 10/5(水) 於:京丹波町立瑞穂小学校

               授業研究会 実践報告及び交流

②講義「身近な生活に関わる見方・考え方を培う生活科の指導」

            講師:京都府総合教育センター研究主事兼指導主事 植田博樹 様

     ③実践交流

【研究の成果】

 ・「子どもの思いや願いを実現していくという学習過程」の重要性について、講義をもとに理解するとともに、その後の研究協議を通して、「思いや願いの実現」に関わる弾力的な学習活動について具体的に考えることができた。

 ・各校の実践資料をもとに児童の学びの足跡を交流し、よりよい授業づくりについて学び合うことができた。

 ・新型コロナウイルス感染症感染防止対策のもと講義及び研究協議を行うことができた。今後もさらに研究会の実施形態等を工夫をし、貴重な研究の場にしていきたい。

【研究会の様子】
  

南丹・船井小学校教育研究会 第2回 生活科部会

【研究テーマ】

「生き生きと表現し、主体的に学習する子どもを育成する生活科の創造」

~気付き、つなぎ、活かす~

【研究活動の内容】

〇研究授業及び実践発表を通して、生活科における主体的・対話的で深い学びの視点からの授業づくりについて研究を深める。

〇講義等を通して、生活科における資質・能力の育成に向けた授業づくりのための教材研究を進める。

【第2回 生活科部会】

日時:令和4年10月5日(水)13:30~

  会場:京丹波町立瑞穂小学校 2年教室及び児童会ルーム

  内容:①公開授業 2年生 生活科

「やってみなくちゃ わからないでしょ

                        ~学校を楽しくしよう大作成~」

           授業者 京丹波町立瑞穂小学校 藤原 良啓 先生

     ②事後研究会

     ③実践報告 2年生 生活科

           「とび出せ 町のきらきら☆たんけんたい」

           報告者 南丹市立園部小学校 福井 親子 先生

                         髙屋 敦子 先生

     ④実践交流

     ⑤今年度研究活動のまとめ

【研究の成果】

 ・3年ぶりに授業公開を行い、子どもの姿から授業改善について学ぶことができた。その後の事後研究会では、子どもの思いや願いをもとにした学習過程が、学習の広がりや深まりを生むことにとどまらず、子どもに自信をつけさせ、自己肯定感を上げることについても言及された。

 ・実践報告では、気付きや思いを表現することを大切にした「町探検」の実践が発表された。「話す・聞く・話し合う」に関わる他教科の学びや日々の学習活動の営みと結びつけることの重要性を学ぶことができた。

 ・実践交流では、コロナ禍での学習の工夫や子どもの思いや願いを活かす様々な実践が交流され、貴重な学びの場となった。

【研究会の様子】
  

令和4年度生活科部会【成果と課題】

【成果】○講義や実践報告から、授業改善の方向性および、児童の思いや願いを大切にした学習について学ぶことができた。若い世代の教員の割合が大きくなっており、生活科の学習の基本的な事項を学ぶことは有意義だったと感じた。

    ○毎回、各校の実践を持ち寄り交流することで、コロナ禍での体験活動の工夫、地域の特色を活かした教材開発、ICTを活用した実践など、多様な視点から実践を学び合うことができる貴重な機会となった。

【課題】●府小研究発表会が参加人数を制限して開催されたため、生活科部員へ、研究成果を十分に広めることができていない。来年度以降、研究協力校研究主任や専門研究員を招聘した研究会を開催し、研究の成果を本支部内に広げていきたい。

    ●各校のスタートカリキュラムについて交流・協議することを通して、保幼小の連携を活かして、生活科の学習をより質の高いものに改善していきたい。

令和3年度

【研究テーマ】
「生き生きと表現し、主体的に学習する子どもを育成する生活科の創造」
1.第1回研究会
【講演・研究協議】
  講演題 「幼児期の学びを生かす保幼小接続」
  講 師 南丹市立八木中央幼児学園 西岡 典子 園長
【実践発表】発 表 者 南丹市立殿田小学校 森 光 教諭
【各校実践交流】

2.成果と課題
(1)成 果
 今年度は部会を開催し、その中で南丹市立八木中央幼児学園 西岡典子 園長に  
 講義をいただき、幼児期の学びを生かす保幼小接続について学ぶことができた。
  さらに講義後の研究協議では、「幼児期の終わりまでに育ってほしい10の姿」 と
 関連付けて、幼児期の学びの中に小学校の学習に生かすことのできる力の発揮を見 
 取ったり、従前から行われている保幼小連絡会などの連携事業について見直す視点
 を交流したりするなど、保幼小接続についての学びを深めることができた。
  また、実践発表では、地域とのつながりを生かした学習活動が報告され、学校の特
 色を生かした教材開発などについての学びがあった。さらにICT機器の活用につ
 いても報告がなされ、今後の活用につげることができた。
(2)課 題
 授業公開等に基づいた子どもの姿を通した研究協議ができなかったことから、 生活
 科の授業実践力の向上について具体的に深めることができなかった。来年度は、京  
 都府小学校教育研究会協力校の実践に学ぶ機会を得たい。
 また、各校で実践されているスタートカリキュラムについて交流・協議し、保幼小
 の連携をもとにより質の高いものに改善していく必要がある。

3.来年度への研究課題
 〇京都府小学校教育研究会の研究と連携し、児童の思いや願いを基に、単元のゴー
  ルを明確にした主体的・対話的で深い学びの実現に向けた授業研究会等を開催す
  ること。
 〇各校のスタートカリキュラムについて、実践を通した成果や課題を交流し、改善 
  点を見出すための研究協議を持つこと。
   〇京都府小学校教育研究会生活科教育研究大会(令和4年10月・綾部市立東八田小学
  校)への積極的参加とともに、その研究成果を各校に広げること。

令和元年度

令和元年度 生活科部会
<研究主題> 「生き生きと表現し、主体的に学習する子どもを育成する生活科の創造」

◆第1回生活科部会 令和元年5月29日(水)南丹市立園部小学校
(1)研究テーマ及び活動計画等の確認
(2)講演・ミニ演習
「生活科に期待される役割~幼児期の教育とのつながりを中心に~」
  講 師 京都府南丹教育局社会教育主事兼指導主事 指導主事 上島あかり 様
・幼児期から小学校の入門期における非認知能力を育成することの重要性や生活科の果たす役割について学んだ。
    ・幼児期の終わりまでに育ってほしい10の姿について確認し、具体的な活動にどう落とし込んで指導計画を作成するのか演習を通して考えることができた。

◆第2回生活科部会 令和元年7月24日(水)南丹市立殿田小学校
(1)講演・実技研修
   「動くおもちゃをつくろう」
      講 師  久御山町立御牧小学校 教頭 神村 美貴子 様
・「かぜで動くおもちゃ」「ゴムで動くおもちゃ」「磁石で動くおもちゃ」などの教材を自らが楽しみながら作り、授業の単元構想を広げることができた。
  

(2)実践交流
・町探検の実践を中心に互いの実践を交流しあった。

◆第3回生活科部会 令和元年11月20日(水)南丹市立殿田小学校
(1)実践報告   報告者 京丹波町立下山小学校 石井 真由美 教諭
   ・1・2年合同の指導計画作成や授業づくりのポイントについて学んだ。
・体験する・実感することの学びの大きさについて共通確認できた。
(2)講演・演習
       演 題 「気付きの質を高めるための評価のあり方」
     講 師:京都府南丹教育局 指導主事 上島 あかり 様
  ・子どもの気付きに指導者が気付く、子どものつぶやきや思いをうまく学習活動に取り入れ、計画・実施することが児童の質の高い学びにつながることを具体的な取組を通して再確認できた。
 ・縦のつながり(幼から小、低から中)と横のつながり(各教科等)の両方を全教員が意識することの重要性を学んだ。
 ・「振り返り」を通して自分の成長や変容に気付くこと。確かな学びにするためには表現活動が重要であり、表現や振り返りの場面を大切にしなければならない。
 

タイトルとURLをコピーしました