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 学校図書館には、「メイカーズ・ラボ」というコーナーがあります。ホワイトボードペーパーや文房具、マスキングテープ、色鉛筆、毛糸、画用紙などを生徒が自由に使い、脳裏に思い描いたアイデアを形にしてみることができるコーナーです。終業式前のある日、数名の生徒がここにあるアイロンビーズを使い、それぞれが思い描いた絵をキーホルダーやスマートフォンのケースに加工していました。ひとつひとつのピースをどこに置くのが最適解か、お互いに相談しながらの作業の様子は真剣そのもの。1時間ほどかけてできあがった作品は、どれも満足のいく出来だったようです。

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 できあがった作品を、友達や家族へのクリスマス・プレゼントにするという生徒もいました。手間と愛情のこもった手作りのプレゼント、もらっただれかも喜んでくれたことでしょう。

 2学期、図書放送委員会では、たくさんの生徒に気軽に学校図書館に足を運び、読書に親しんでもらいたいという想いから、国際的なボードゲームイベント「インターナショナル・ゲームズウィーク(IGW)」にあわせてボードゲーム会を企画しました。連日、お昼休みには図書放送委員をはじめとする生徒や、教職員もともに卓を囲み、ゲームを通して知のコミュニケーションを楽しみました。

 11月中旬には、みらいクリエイト科2年生のホームルームでもボードゲーム会が行われました。また、スクールカウンセラーの齊藤先生からもボードゲームの効用について便りをいただくなど、図書放送委員会の企画後も影響はあちらこちらで続いています。

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 学校図書館には、常時30種類ほどのボードゲームがあります。コミュニケーションを楽しむゲームだけでなく、暗記力や瞬発力、暗算速度や空間把握力、判断力を鍛えるような学習に直結したゲームもあれば、自分の心を見つめて気持ちが安らぐゲームなど、その種類も多彩です。お昼休みや放課後を活用して、ぜひ試してみてください。

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 このたび学校図書館に、「レッグマジック」が登場しました。この健康器具は、1セット60秒の脚の開閉運動で、普段あまり鍛えることのない、ふくらはぎ、太ももの内側や外側、おしりなどの下半身全体を引き締め、長時間机に座っての姿勢や歩き方の癖などで歪みがちな骨盤を補正する効果があります。下半身を強化して身体の調子を整えるだけでなく、美脚効果もあるそうですよ。毎日のお昼休みにちょっと身体を動かして、頭も身体もリフレッシュしてみませんか。

 学校図書館では、スポーツの秋にぴったりの体幹トレーニングやマラソンの本といっしょに紹介しています。御活用ください。

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 生徒指導部主導による「文化に親しむ月間」(10月15日~11月12日)が、スタートしています。学校図書館では国語科による図書館活用授業で取り組まれた世界の絵本の想像翻訳を、無記名投票形式でのコンテストとして公開展示し、名想像訳の選出を行っています。ふるって御参加ください。

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 国立国会図書館国際子ども図書館から期間限定でお借りしている世界の絵本を題材とする学校図書館企画「想像翻訳コンテスト」に、国語科の4講座の生徒(2,3年次生)がエントリーしています。

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 読めない言語の絵本のストーリーを想像する、というと一見ただの妄想のように思えるこの企画ですが、絵本の背景にある諸外国の気候や歴史・文化を『ポプラディア世界の国々』など他の本で調べ、理解しながら、そのような国々の子どもたちが読んでいる絵本と想定し、登場人物の関係性をも想像して、単純な絵の情景解説だけではない文章表現を意識する、なかなかに奥深い国語表現力と国際理解が必要とされる取組です。日頃の教科の授業やテストでは見えてこない潜在能力、感性や個性が発揮される「想像翻訳」は、自分でやってみるだけでなく、同じ本を他の人はどう訳したのかを知ることで得る人間的な学びも期待できることでしょう。

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 学校図書館では、国語科や生徒指導部と協同で機会をつくり、エントリーされた作品を一堂に公開して生徒をはじめ多くの方に見てもらうとともに、人気投票を通して優秀作品を選抜、表彰する予定で現在準備を進めています。9月27日時点で集まっている作品は60作品余り。はたしてどんな名訳が誕生しているでしょうか。御期待ください。

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