京都府⽴東稜⾼等学校のホームページにようこそお越しいただきました。
令和６年４⽉１⽇付で京都府⽴東稜⾼等学校に着任しました川⼝俊彦と申します。よろしくお願いいたします。
本校は、京都市南東部の伏⾒区醍醐に位置しています。付近には醍醐天皇陵や世界⽂化遺産の醍醐寺、⼩野⼩町ゆかりの隨⼼院、勧修寺などがあり、歴史と⽂化の彩りにあふれる雰囲気と醍醐⼭に連なる⼭並みが迫る⾃然豊かな環境に囲まれています。
そのような恵まれた環境の下で、社会に貢献できる⼈間の育成を教育⽬標に掲げ "真の⾃⼰実現に TRY（True Realization of Yourself）" をスローガンに、「質の⾼い学⼒」と「信頼される⼈間⼒」を育み、⽣徒の⼒が「伸びる学校」・⽣徒の⼒を「伸ばす学校」を⽬指して教育活動に取り組んでいます。
本校は多様な「学び」を⽀援するため、難関⼤学への進学を⽬指すアカデミーコースや防災、スポーツ、表現、医療、福祉等の分野を学ぶコミュニティスタディーズコースを設置しています。防災学習においては、令和３年度に内閣府が後押しする「防災教育チャレンジプラン」で全国の⼤賞をいただきました。今後も防災教育の充実をさらに進めるとともに、コース制の特徴を発揮した教育活動や様々なボランティア活動を通じて地域に貢献し、京都市・⼄訓通学圏はもちろん京都という観光都市の⽴地を活かし、情報を発信することで世界中から応援していただける学校でありたいと考えています。
また、新しい時代の到来に際して本校は⼤きく舵を切り、現在「東稜⼤作戦」を実⾏中です。⽣徒の⾃⼰実現につながること、楽しい学校⽣活につながることなど、さまざまな取組を「東稜⼤作戦」と銘打って、⽣徒と教職員がともに活動しています。取り組む中で失敗や撤退、軌道修正があってもよいと⽣徒には伝えています。むしろそれらを糧に次々とさらなる TRY ができること、その中で⽣徒が創造性とレジリエンスを髙めて、予測困難な時代を⽣き抜く⼒を⾝につけていくことを願っています。
「東稜⼤作戦」では、誰でも⾃由に弾けるストリートピアノの設置、制服ではなく、好きな服装で学校⽣活を過ごすフリーウェアデー、「映えスポット」として教室前の廊下をキャンバスにして⾼さ２メートルを超える作品を制作するウォールアート、若者に⼈気のダンス・表現部や e スポーツ・プログラミング部の設置、キッチンカーの導⼊、100 通り以上の着こなしを選ぶことができる新制服等により⽣徒は学校⽣活を楽しんでいます。「学び」、「進路保障」においても「東稜⼤作戦」を展開しています。進路希望別ガイダンスや講座、難関⼤学志願者に対する個別学習指導等も充実しており、⽣徒の"真の⾃⼰実現"を強⼒にサポートしています。
さらに、保護者の⽅にもご意⾒を伺いながら、⽣徒と教員が⼀緒になって校則の⾒直しを⾏いました。PTA 活動においては、くじ引き等の委員選出をやめ、保護者の⽅が主体的に参加できるサポーター制を導⼊、本校のＰＴＡは新たに「東稜⾼等学校教育後援会・PTA」として⽣まれ変わりました。負担を軽減しながら、保護者の⽅が積極的に活動に取り組み、「やりがい」を実感できる組織へと成⻑しています。
本校は⽣徒が楽しく学校⽣活を送り、興味に応じて学びを深化させ、希望進路を実現できる学校であり続けるため、保護者のみな様や地域の⽅と⼀緒に「東稜⼤作戦」を継続していきます。
在校⽣、中学⽣のみなさん、保護者のみな様、ぜひご⼀緒に「東稜⼤作戦」を展開しようではありませんか。
最後になりましたが、本校が位置する「醍醐」の名前のとおり、「学び」の醍醐味を経験できるように教職員⼀同、⼀⼈ひとりを⼤切にする教育のさらなる充実、推進に取り組んでまいりますので、保護者の⽅や地域のみな様⽅には、本校教育活動への温かい御理解、御⽀援を賜りますようお願い申し上げます。
令和６年４⽉１⽇
第１８代校⻑ 川⼝ 俊彦
川⼝ 俊彦 第18代校長
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