第4回 Area Study を実施しました

6月10日(土)に第4回Area Studyを実施しました。
Area Studyは1年生希望者対象に年間12回、土曜日に行われる特別授業です。

今回の講師は京都産業大学外国語学部ヨーロッパ言語学科ドイツ語専攻の山取圭澄先生でした。

講義冒頭ドイツの位置を答えたり、ドイツ語が話されている国を挙げたりするのに少し苦労している生徒も見られましたが、ペアワークも取り入れた講義を受ける中で、ドイツという国についての理解が深まり、最後はドイツがなぜ文化、芸術、技術を大切にしているのかについてもしっかりと理解できました。

後半にはドイツ語のミニレッスンもありました。ほとんどの生徒にとって初めて触れるドイツ語でしたが、発音がほぼローマ字読みで対応できるということもあり、自己紹介もしっかりできてるようになりました。

古い建物の学生寮としての活用、最古のソーセージ店はどちらかという「ソーセージ論争」など、興味深いトピックも多く、最後まで飽きずに講義を受けていました。
400年以上レシピが変わっていないというソーセージは、話を聞くだけでもおいしそうで、「食べてみたい」という感想が多数ありました。

山取先生、ありがとうございました。

今回の内容は京都産業大学のHPでも紹介されています。こちらからどうぞ。


◎生徒の感想
・日本の古い建物は神格化しすぎていて、住むなんて考えを持ったことはなかったが、ドイツの学生寮ように、住んでみた方が歴史などに興味を持ちやすいし、大切にしようとする気持ちが老若男女問わず生じるだろうと思った。
・ドイツと芸術の関わりがすごく深くて興味深かった。コロナ時の支援にとても驚いた。
・進路を考えるときに、ドイツ語や世界史にも目を向けていきたいと思った。
・英語以外の外国語を話したことがなかったので、楽しかったです。

Area Studyは「パナソニック教育財団」の「実践研究助成」を受けて実施しています。

2023年06月15日|新着情報のカテゴリー:園高ニュース