京都駅に集合し、出発式を行いました。その後、16名全員で「はるか3号」に乗車し、関西国際空港へ元気に出発しました。
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6月22日(土)に第5回Area Studyを実施しました。Area Studyは1年生希望者対象に土曜日に行う特別授業です。
今回は京都産業大学外国語学部ヨーロッパ言語学科ドイツ語専攻の白井智美先生に担当していただきました。
前半は主に外国語学部での学びについてお話をしていただきました。京都産業大学外国語学部のプログラムについて触れていただき、外国語学部では何が学べるのか、大学を卒業してからどのような道に進むことができるのかがよくわかりました。
後半は大学で学ぶ言語学の入門的な内容を扱っていただきました。母語と外国語の言語的な距離によって習得のしやすさが変わるという話に多くの生徒は驚いていました。最後にはドイツ語での会話にも挑戦しました。
学問的にやや高度な内容にも触れていただき、生徒たちが大学での学びの一端に触れる良い機会となりました。白井先生、ありがとうございました。
◎生徒の感想
・今までそれぞれの言語は全く違うものだと思っていたが、語族、語派などの分類があることがわかりました。
・他文化に触れてはじめて自国の文化を深く知らないことに気づくことができるのがおもしろいと思った。
・ゲーテの「外国語を知らない人は、母語について何も知らない」という言葉が興味深いと感じました。
Area Studyは「パナソニック教育財団」の「実践研究助成」を受けて実施しています。
6月8日(土)に第4回Area Studyを実施しました。
Area Studyは1年生希望者対象に土曜日に行う特別授業です。
今回は京都産業大学外国語学部ヨーロッパ言語学科ロシア語専攻のテン・ヴェニアミン先生に担当していただきました。
前半は地理を中心に、ロシアについての基本的な情報を教えていただきました。クイズ形式ということもあり、生徒も積極的に授業に参加していました。
後半はロシア語について教えていただきました。まずはキリル文字とその発音を習いました。その後ロシア語でのあいさつを練習し、最後はペアの実演を行いました。
初めて接するキリル文字は書くのも発音するのも難しかったですが、生徒は楽しんでいたようです。
ヴェニアミン先生、ありがとうございました。
◎生徒の感想
・知らないことが多くて面白かった。人口が日本と同じくらいだと知り驚いたし、民族数が多いことも初めて知りました。
・特に興味深いと思ったことは、氏名に父親の名前を入れて表記しているところです。どうしてその表記になったのか知りたいと思いました。
・ロシア語に触れる機会は今まで全くなくて、難しそうだと思っていた。やってみると案の定難しくて苦戦したが、会話するのは楽しかった。
Area Studyは「パナソニック教育財団」の「実践研究助成」を受けて実施しています。
6月1日(土)に第3回Area Studyを実施しました。
Area Studyは1年生希望者対象に土曜日に行う特別授業です。
今回は京都産業大学外国語学部ヨーロッパ言語学科フランス語専攻の平塚徹先生に担当していただきました。
今回は外国語学部初回ということで、学部全体に関わる内容でした。
1時間目は多くの人が利用している「機械翻訳」がテーマでした。機械翻訳では「意味」は考えられておらず、機械翻訳「だけ」に頼ることが危険であることを、様々な実例を交えてわかりやすく説明していただき、人間が言語(外国語)を学ぶ意義を感じることができました。
2時間目は京都産業大学外国語学部で学べる英語以外の外国語について、クイズを出したり、関連するエピソードに触れたりしながら、それぞれの言語の特徴を教えていただきました。
盛りだくさんの内容で、2時間があっという間に感じられました。平塚先生、ありがとうございました。
◎生徒の感想
・講義全体を通して、機械翻訳は便利だけど、完全に正しいとは言えず、語学能力が必要だとわかった。
・機械翻訳を使ったときに文章がおかしいと感じることがあったが、その理由が分かって面白かった。
・世界のさまざまな言語を知れて興味が湧いたので、自分でまた新しく学んでみたいと思った。
Area Studyは「パナソニック教育財団」の「実践研究助成」を受けて実施しています。
5月11日(土)に第2回Area Studyを実施しました。
Area Studyは1年生希望者対象に土曜日に行う特別授業です。
今回は京都産業大学生命科学部の佐藤賢一先生に担当していただきました。
「自ら問いを立てる学び方を実践し、対話するハテナソン授業」と題した講座で、参加生徒たちは講義を聞くだけでなく、実際にグループで質問作りのワークも行いました。持続可能な開発目標(SDGs)をテーマにして問いを考える中で、問いの立て方、問いの種類や特徴などについて学びを深めました。本校でも力を入れている探究活動を行う土台となる内容で、今後に活用できることがたくさんありました。佐藤先生、ありがとうございました。
◎生徒の感想
・「総合的な探究の時間」で考える問いを作るときにこの考え方はとてもいいなと思いました。
・SDGsについて自分の興味がある問いを、グループで共有できて、いろいろな視点で考えることができて良かったです。
・調べ学習などで問いを立てた時に、その問いに対する答えを見つけて終わるのではなく、テーマに関する新たな問いをつくって広げていくことが大切だと思った。
Area Studyは「パナソニック教育財団」の「実践研究助成」を受けて実施しています。
4月14日(日)に洛南高校と市部1回戦で対戦し、9-2の8回コールドゲームで勝利を掴むことができました!秋季大会で山城高校に2-11で敗戦して以来、長く辛い冬をチーム一丸となって乗り越え、今回の結果に結びつけることができました!
4月20日(土)には、鴨沂高校と市部2回戦があり、9-6で勝利することができました!序盤から点を取り合う展開でしたが、期待の1年生(菰野中学校卒業)と4番の3年生(瑞穂中学校卒業)にホームランが出るなど、徐々に点差をつけ、9回に追撃されたものの、なんとか勝利することができました。保護者をはじめ、他クラブの生徒、OB、OGも応援に駆けつけ、温かい声援を送ってくださり、選手たちの大きな力となりました。
この1大会2勝は園部高校硬式野球部にとっては実に12年ぶりの快挙です。冬に積み上げた練習の成果がようやく結果になり、選手たちの自信にも繋がっていると思います。
さんと対戦しました。9回まで4-2と試合を優位に進めていましたが、9回裏に先頭から連打を許し、そこから流れをなかなか断ち切れず3点を失い、4-5のサヨナラ負けとなりました。
今大会で大きく成長した反面、プレーや姿勢での詰めの甘さが浮き彫りとなり、終盤に競り負けてしまいました。夏に向けてあと少し、今回の経験を生かしなんとしても夏Best16に登り詰めるため、練習に励んでいきます!
※現在3年生7名(内マネージャー1名)、2年生1名、1年生7名(内マネージャー1名)の
選手13名、マネージャー2名で活動しています。
興味のある方は夏のオープンキャンパスの体験などを活用して、ぜひ園部高校硬式野球
部に足を運んでみてください!お待ちしております!
4月20日(土)・21日(日)に、令和6年度(第24回)京都府高等学校春季ライフル射撃大会が、園部高校で開催されました。冬場での練習内容を工夫するなどした結果、昨年10月の大会から、どの生徒も大幅に点数を伸ばしました。さらにAR60WJとBR60WJでは、3年森島佐和さんが大会新記録で優勝をしました。
AR60J(エアライフル男子60発競技) 優勝 3年 下村 和希 さん
AR60WJ(エアライフル女子60発競技) 優勝(大会新) 3年 森島 佐和 さん
BR60WJ(ビームライフル女子60発競技) 優勝(大会新) 3年 森島 佐和 さん
BP60J(ビームピストル男子60発競技) 優勝 2年 板垣 拡大 さん
BP60WJ(ビームピストル女子60発競技) 優勝 3年 森島 佐和 さ
4月20日(土)に第1回Area Studyを実施しました。
Area Studyは1年生希望者対象に土曜日に行う特別授業です。
京都産業大学の先生方を講師としてお迎えし、国際問題、世界の言語や地域について、さらには理系分野も含めて広く世の中の諸問題について考える内容で授業をしていただきます。
本年度は10回実施する予定です。
開講に当たり前野校長からあいさつがありました。
第1回の講師は京都産業大学国際関係学部の井口正彦先生に担当していただきました。
「SDGsとGlobal thinking:持続可能な社会の構築に向けて」というテーマで授業をしていただき、グローバルな視点の必要性や、様々な世界の問題が自分にも関係していることがよくわかりました。
後半はグループに分かれて「カーボンゼロゲーム」に挑戦しました。グループでの協議を通して、温暖化対策が単純ではなく、様々な側面に注意を払わなければならないことが理解できました。参加生徒は環境問題は自分と無関係な問題ではないことを実感していました。
◎生徒の感想
・地球温暖化は、ニュースでも授業でも取り上げられていたけれど、台風、洪水、干ばつ、森林破壊など様々な影響を及ぼすことが わかった。
・今でも環境対策を国や企業が行っている印象があったが、まだ改善へは程遠いことに驚いた。
・国際問題の話を聞く時は、自分事として考えながら聞くようにしたいです。
Area Studyは「パナソニック教育財団」の「実践研究助成」を受けて実施しています。
4月8日(月)に令和6年度入学式を行いました。附属中学校と合同での実施です。
担任からの呼名のあと、校長が新入生133名の入学を許可しました。
式辞で、校長から“Global & Aware”(世界へ、思いやりを持って)という園部高校の教育目標と、「大志・知・創造」という附属中学校の教育コンセプトについて触れ、めまぐるしく変化する社会で新しい価値を生み出す重要性とその方法について話しがありました。園部高校での国際交流や学友たちとの関わり、学びあいを通し、社会で活躍する資質・能力を高めてもらいたいと生徒たちに伝えました。
その後、入学生の宣誓があり、入学生代表が高校生活への決意を述べました。
入学式後に職員の紹介と担任の発表があり、各クラスでホームルームを行いました。
4月8日(月)に、1学期始業式を行いました。
始業式に先立ち、着任式で、今年度、園部高校・園部高校附属中学校に着任した先生の紹介がありました。
続けて第一学期始業式を行いました。
校長は式辞で、旧制中学校の初代校長から受け継がれてきた本校の国際観と教育観について、そして「生徒たちが世界に目を向け活躍できるように」という方位盤に込められている願いについて話し、新年度からさらに充実した学校生活を送ってくれることを期待していると生徒たちに伝えました。
続けて、書道部 2年1組小寺葵さんの伝達表彰を行いました。
小寺さんは「第49回近畿地区高等学校PTA連合会大会 京都大会 大会冊子表紙の『書』」で最優秀賞を受賞しました。
その後、各分掌部長(主任)の紹介と担任の発表、部長訓話がありました。
2023年12月29日(金)にオンラインで行われた「日本言語学オリンピック2024」に本校1年生の古立碧晄さんが出場し、金賞を受賞しました!(選抜枠785名の参加者中、金賞受賞者数は上位約5.4%に当たる42名でした。)また、優秀な成績を収めた参加者に授与される「近畿B地区賞」も併せて受賞しました。
古立さんは4月7日(日)に行われるアジア太平洋言語学オリンピック(国際言語学オリンピックの代表二次選抜)に出場することになりました。引き続き頑張ってください。
(終業式の伝達表彰で表彰されました)
※ 日本言語学オリンピック(JOL)は国際言語学オリンピック(IOL)の代表一次選抜に当たる大会です。IOLは主に中等教育課程にある生徒を対象とした国際科学オリンピックの一つです.2003年にスタートし,毎年夏に開催されています.
3月8日(金)に、南丹市国際交流会館コスモホールで行われた、京都府立大学公共政策学部窪田好男研究室主催「総合的な交流の時間」に本校2年生3名が参加しました。
京都府立大学の学生の発表、舞鶴の小学校と高校の実践事例の動画視聴をした後、本校の2年生が総合的な探究の時間で行ったプレゼンテーションを行いました。それぞれの発表後は大学生からコメントや質問を頂きました。また、交流会の最後には西村南丹市長からも講評やアドバイスを頂きました。大学の先生、大学生、南丹市長といった方々を前にしての発表は、校内での発表とは雰囲気が違い、生徒たちは緊張もしたようですが、3人とも堂々とした発表で、質問にもしっかりと答えていました。また、学校種を超えた取組を見ることができ、刺激をもえらました。
3月9日(土)15:30から第2回総会が中高一貫棟多目的ルームで開催され、3議案全て承認されました。
令和6年度新本部役員が紹介され、現本部役員の樋口浩之会長からお礼のあいさつで閉会しました。
総会に先立って開催された「卒業生によるミニ講演会」では、3名の卒業生から「受験対策は学習時間を増やすことが重要」「挨拶やコミュニケーションを積極的に行うことで新しい環境に適応できた」「親にあまり干渉されず、見守ってもらったことでいろいろなことに挑戦でき、自分の得意分野を知ることができた」など、在校時のエピソードや卒業後の様子などを聞き、充実した時間になりました。
また「第2回お福わけプロジェクト」が総会の前後に実施されました。
2月8日(木)に、令和5年度生徒実践発表会を実施し、この1年で生徒が授業などで取り組んできたことを発表、共有しました。
それぞれの発表について簡単に紹介します。
●1・2年生の音楽選択者による混声三部合唱「あなたへ ~旅立ちに寄せるメッセージ~ 」
●英語レシテーションコンテスト( 代表 1年GCコース )
●英語スピーチ( 代表 2年中高一貫コース )
英語レシテーションでは、セヴァン・スズキさんが1992年「国連環境開発会議(地球サミット)」で行ったスピーチを群読し、英語スピーチでは、環境問題解決のためプラスチックの使用量を減らす流れがあるなかで、世界的にはプラスチックのケミカルサイクリングを促進することが大切であるということについてスピーチしました。
●生物基礎からの発表(2年GAコース)
環境問題について、主に原因となる人たちとその被害を被る人たちとの関係に焦点を当て発表しました。
●オーストラリアKing’s校留学生交流報告 4年ぶりとなるオーストラリア・キングス校との交流の際に、短期留学生をホストファミ リーとして受け入れた生徒が、体験の中で触れた文化の違いや学んだことについて発表しました。
●ハイブリッド型英語研修・エディンバラ語学研修参加報告
京都府教育委員会の公募企画の語学研修参加者による報告です。それぞれ、校内の授業だけでは味わえない刺激を体感し、さらなる語学学習への意欲と、未知なる世界への好奇心をかき立てられた体験を語りました。
●理科課題研究(1年生中高一貫コース Creation)
「濡れた紙をきれいに乾かす方法」について仮説を立て、試行錯誤しながら検証した成果を発表しました。
Global Thinking
Creation & Global Thinking
●1年Global Thinking
●2年Creation & Global Thinking
総合的な探究の時間 で地域の課題について様々な角度から調べ、解決策を探る活動を行いました。
1年生から「南丹市の福祉 ~南丹市は「今」どう動き出すか~」「南丹市の医療・福祉」
2年生から「丹波弁を残したい!なら、方言ラジオを作ろう!」「亀岡の特産品から市の発展を促進させる」
「畑野町を‘住み続けたい町’にするためには、3STEPを踏むべきである」をテーマに発表がありました。
●グローバルネットワーク京都
先日行われたグローバルネットワーク京都交流会からポスターセッション2グループ、英語プレゼンテーション1グループの発表がありました。
ポスターセッションでは「フランスの食文化」と「日常生活の中で無駄になってしまっている電力を活用できないか?」について英語プレゼンテーションではフードロス問題に「訳アリ食材×空き家の活用」という視点でアプローチした発表を行いました。
どの発表もこれまでの成果が大いに発揮されており、会場は拍手の渦に包まれました。
2月4日(土)、に令和5年度グローバルネットワーク京都交流会が開催され、本校からは英語プレゼンテーションの部に1グループ、ポスターセッションの部に2グループが参加しました。
①英語プレゼンテーションの部
英語プレゼンテーションの部では、本校2年生6名がフードロス問題に「訳アリ食材×空き家の活用」という視点でアプローチした提言発表を行いました。
その準備の中で京都の規格外野菜を用いた新事業を行われている企業様にインタビューをさせていただきました。
そのようなご協力や生徒の頑張りもあり、見事『最優秀賞』を獲得することができました。
本校が『最優秀賞』を獲得するのは、本交流会の第一回目以来(およそ10年ぶり)のことです。
また、提言に興味を示していただいたJICAの方からお声がけいただく場面もありました。
《出場生徒の感想より》
・自分たちのアイデアを理想の状態のままにするのではなくより現実的な観点から批判的に案を検討し、改良できた。
・今までにないくらい緊張したけどうまくできた。発表後に個人的に質問してくださる方もいて、自分たちの考えたことがしっかり 伝わっていると実感できた。
・今回の取り組みで、課題をどの視点から見るか、課題に対して思考し、自分との関連性を見出すか、複数の知識をどのように活用 するかということに改めて向き合えた。
②ポスターセッションの部
ポスターセッションの部では、1年生2名と2年生8名が2グループに分かれそれぞれ「フランスの食文化」と「日常生活で発生するエネルギーを活用できないか」について、研究した成果を発表しました。
また、発表後の質疑応答にも積極的に答える姿が見られました。
《出場生徒の感想より》
・学年間を越えて一つのことに取り組んだことは良い経験になったと思う。結果から考察するなどの過程
は日常生活でも活かしていきたい。
・実際に実験を行い、楽しく理解を深めることができてよかった。実験や実験の結果が思い通りではなかったとしても、どう工夫すればよいかを考える良いきっかけになった。
・メンバー同士で話し合いを重ね、納得してポスターを仕上げることができた。発表では、自分が表現し
たいことを何度も推敲した経験は、今後のあらゆる自己表現の機会に役立つと思う。
今年度も、合唱部は高校・中学合同で定期演奏会を行います。今回の演奏会は、「青春」をテーマに、子どもから大人まで楽しんでいただける曲を披露します。
どなたでも御来場いただけますので、ぜひお越しいただき、合唱の魅力を感じていただければと思います。
合唱部48回定期演奏会
日 時 3月23日(土) 午後2時開演(午後1時30分開場)
会 場 南丹市国際交流会館コスモホール
※入場無料です。
チラシはこちら
吹奏楽部 第52回定期演奏会を開催します。
入場は無料です。1年間の感謝の気持ちを込めて部員一同精一杯演奏いたします。皆様のお越しを心よりお待ちしております!
日 時:2024年3月24日(日) 13:00開演(12:30開場)
※ 開場後にウェルカム演奏があります
会 場:南丹市園部文化会館「アスエルそのべ」大ホール
入場料:無料(要整理券)
曲 目:歌劇「フェドーラ」より
レトロ
春の猟犬
Sing Sing Sing
サンバ・デ・ラヴズ・ユー 他
入場整理券は吹奏楽部員から直接受け取っていただくか、吹奏楽部顧問(担当:山本 0771-62-0051)までお問い合わせください。当日の窓口にお取り置き、または郵送させていただきます。数に限りがありますので、お早めにお求めください。
3月1日(金)に、第76回卒業証書授与式を行いました。
クラスごとに呼名後、クラスの代表者が校長から卒業証書を受け取りました。
校長は式辞で、「対立を克服する力」について説き、プロジェクト開発の事例や、園部高校の校歌にある言葉をあげ、対立するもののどちらか一方に偏らない考え方の重要性を述べて、卒業生の今後の活躍を祈りました。
その後、卒業生が卒業記念品として学校へウォータークーラーを贈呈しました。
在校生の代表者が卒業生に向けて送辞を述べ、卒業生への感謝を伝えました。
それを受けて卒業生の代表者が答辞で、高校生活の思い出を振り返りつつ、在校生や教職員、保護者の方へ感謝を述べました。
閉式後に、園部高等学校教育賞の表彰がありました。
最後に、卒業生たちが自分たちの思い出を届ける合唱で卒業式を締めくくりました。
2月21日(水)の放課後、生徒会主催で「園部城門ツアー」を実施しました。
園部高校のシンボルとも言える「城門」。その横に立つ「巽櫓」。生徒達は特に意識することなく登下校していますが、実はそこには深い歴史がありました。その歴史をもっと知って欲しい、園部高校生としての誇りを持って欲しい、という熱い思いから生徒会はこのツアーを企画しました。
ツアーは「巽櫓」の中で行いました。園部城の由来や城主などをクイズ形式で出題し、参加してくれた生徒達は楽しそうに学んでいました。その後は城門横の茶室で茶道部による本格的なお茶を堪能しました。
【参加してくれた生徒の声】
「3年間学校に通っていたけど、初めて『巽櫓』に入った。とても勉強になった」
「園部城の跡地が学校になったということは知っていたけど、城主の名前は知らなかった」
「校内にある公孫樹の木が園部高校創立からずっとあることに驚いた」
「茶室でのお茶はとても厳かな雰囲気だった。正座で足がしびれて歩けなくなった」
次は次年度の新入生を対象に「園部城門ツアー」を実施したいと思います。
2月6日(火)に1年生GAコースの生徒がフランスのバルトルディ高校の生徒とオンライン交流を行いました。
今回の主なテーマは、「将来の夢」です。バルトルディ高校の生徒による日本語でのプレゼンテーションを聞き、園部高校の生徒が質問したり、自分のことを話したりして会話を楽しみました。
時間が経つにつれて交流に熱が入り、だんだんと声が大きくなっていったり、相手にとって外国語である日本語で上手く伝わらないときには思わず英語で言ってみたりしていた姿が印象的でした。
~生徒の感想より~
めちゃくちゃ日本語上手ですごかった。自分の国以外の言葉を学ぶことは英語で難しいってわかってるし、本当にすごかった。バルトルディ高校の人がどれだけ日本が好きか伝わってきた!うれしかった!
オンラインということで少し聞き取りにくい部分もあったけれど、お互いに聞き返したりして交流ができた。フランスの人たちは意外と日本の文化について知っていて、海外から見た日本を少し知ることができたと思う。うまく伝えることができなかったかもしれないが、楽しく交流できた。
わかりやすい簡単な日本語を話すということは意外と難しいことがわかりました。いろいろ向こうの学校のことを知れたし、相手の人も学べたことがあったら嬉しいと思います。
2月18日(日)に、京都市青少年科学センターで行われた令和5年度 京都高校生理科研究発表会に、1年生中高一貫コースの生徒が参加し、総合的な探究の時間に取り組んだ理科課題研究の成果を発表しました。
今回は、ふわふわのパンケーキ作りに科学的アプローチで取り組んだグループ、
透明な氷の作り方を研究したグループ、
身近な樹木の二酸化炭素吸収量を比較したグループが発表しました。
どのグループも、聴衆へのわかりやすさを意識した丁寧な発表で、他校の高校生からの質問にも積極的に答えていました。
発表の後は、参加した高校生と意見交換などの交流をしました。
今年度の理科課題研究についての取組はこちらもご覧ください。
理科課題研究発表会
12月22日(金)に、第2学期終業式を実施しました。
校長は式辞で、現在、有名アーティストのミュージックビデオの制作等にかかわっている本校の卒業生のこと、OECD国際成人力調査の結果を踏まえ、成人力を高めるために日々学び続けることが大切であると伝えました。
その後、2学期に行われた大会等で活躍した生徒からの報告や、伝達表彰が行われました。
まず、10月8日に行われた特別国民体育大会ライフル射撃競技に京都府代表として出場した、射撃部の石崎葵衣さんから報告がありました。
伝達表彰では、部活動やコンテストで活躍した生徒が表彰されました。
第43回近畿高等学校総合文化祭放送部門朗読小部門 優秀賞 放送部 小野なみね さん
令和5年度近畿高等学校秋季ライフル射撃選手権大会AR60J 8位入賞 射撃部 下村和希
11月21日(火)に2年生GCコースの生徒がフランスのバルトルディ高校の生徒とオンライン交流を行いました。
バルトルディ高校の生徒は、好きな音楽、スポーツやボランティア活動のこと、園部高校の生徒は、学校行事や日本の食べ物、アニメのことなどについて紹介し、その後自由に会話を楽しみました。
その中で、日本語がうまく伝わらないときに、画像を表示する、ジェスチャーを使う、積極的に英語で話すなど相手にうまく伝えようと努力する姿が見られました。
今回のオンライン交流は、園部高校生にとって文化の違いや非母語話者が話す日本語に触れるなど貴重な体験となりました。
また、英語の授業で学習したように、「国際共通語としての英語」を意識して使ってみるよい機会となりました。
参加した生徒の感想をご紹介します!
・日本語などの外国語もすごく上手に話せていてすごいなと思った。自分も英語を頑張って勉強しようと思った。
・最初はどういうふうに会話を広げようかなと思って緊張していたけれど、話をしていくうちに緊張が緩和されてどんどんしゃべれるよういなってきて、改めて会話の楽しさを知ることができました。
・バレエがとても上手な人がいたり、飛行機が好きな人がいました。サッカーの話も話題となり、ワールドカップの決勝についても話せて良かったです。
・バルトルディ高校の生徒の話す日本語を思った以上に理解できたので、自分が相手に英語を話すときには、間違えてもいいから自信をもって言うほうがいいと思った。
・自分たちは簡単(な日本語)にしているつもりでも、5W1Hがはっきりしていないと相手にはわからないということに気づけた。
・フランスの高校生と話せておもしろかった。話す言語が違うだけなんだなーと思った。やっぱりコミュニケーション力は大切だと改めて思った。
・ユニセフのボランティアなどを行っていると聞いて、改めて私も何かに本気で取り組みたいと感じた時間だった。とても楽しかった。
12月16日(土)に第12回Area Studyを実施しました。
Area Studyは1年生希望者対象に年間12回、土曜日に行われる特別授業です。
今回の講師は京都産業大学理学部の長瀬睦裕先生でした。
前半のテーマは数学的探究でした。高校生までに習う範囲でも数学的探究は可能であるということを、様々な例を挙げながら示していただきました。生徒たちは数学の探究的な問題を見つけるヒントを得ることができ、世界は数学であふれているということに気がつくこともできました。
後半は「群」という高校では通常は扱われない内容にチャレンジしました。難しい内容でしたが、ステップを踏んで丁寧に教えていただき、見えないものの集まりたちの構造を調べ,それらが同型になるなど,抽象的な数学に触れる機会になりました。
長瀬先生、ありがとうございました。
◎生徒の感想
・日常生活に当てはめられるような例が挙げられていてとてもわかりやすかった。
・高校生でも数学探究ができること、数学にも未解決の問題がたくさんあることがわかった。
・証明や頂点の移動を理解できて、とても楽しかった。
・数学は私たちの身の周りにあふれているし、難しいものばかりでなく、興味深いものも多いとわかった。
Area Studyは「パナソニック教育財団」の「実践研究助成」を受けて実施しています。
12月9日(土)に第11回Area Studyを実施しました。
Area Studyは1年生希望者対象に年間12回、土曜日に行われる特別授業です。
今回の講師は京都産業大学外国語学部アジア言語学科インドネシア語専攻の澤井志保先生でした。
前半はインドネシアとはどういう国なのかについて、地理的、言語的、宗教的特徴などに触れながら説明していただきました。多くの言語が話されており、それによって約300ものエスニックグループに分けられていること、宗教も多様であることに多くの生徒が驚いていました。多様性を受け入れる風土からは、日本も学べることが多いと感じました。また、日本企業も多く進出しており、日本との社会的なつながりが深いことがわかりました。
後半はインドネシア語とはどういう言語なのかを実例を通して教えていただきました。アルファベット表記であり、ローマ字読み対応でき、動詞の活用がないなど、外国語として学びやすそうだという感想が多くありました。
インドネシアやインドネシア語を学ぶために、クイズも用意していただき、楽しみながら学べる講義でした。澤井先生、ありがとうございました。
◎生徒の感想
・インドネシア語の文法、表記、発音について楽しく知ることができた。
・たくさんの学びがあって、インドネシアに行ってみたいと思った。
・インドネシア語には発音のかわいい単語が多くて、他にも調べてみたいと思った。
・インドネシアは宗教の相互理解が大切にされている国だと分かった。
・多民族国家であることは、単に宗教が存在するだけでなく、インドネシア人の根底にある、相手を尊重する精神にもつながっているのだと思った。
Area Studyは「パナソニック教育財団」の「実践研究助成」を受けて実施しています。
11月18日(土)に第10回Area Studyを実施しました。
Area Studyは1年生希望者対象に年間12回、土曜日に行われる特別授業です。
今回の講師は京都産業大学外国語学部アジア言語学科韓国語専攻の杉山豊先生でした。
最初に「韓国語」で使われる文字「ハングル」の来歴とその成立過程についての説明がありました。口の形や舌の形をもとに文字を作るという発想は意外で、生徒はとても驚いていました。
後半は漢字音・漢字語から見た韓国語についてのお話をしていただきました。韓国では、今では漢字はあまり使われていないのに、漢字についての知識が韓国語の学習を助けることもあるという話に、漢字文化圏のつながりを感じた生徒も多くいました。
先生ご自身の体験も交えて講義をしていただき、隣の国の言葉なのに知らないことの多い韓国語について興味を持つことができました。杉山先生、ありがとうございました。
◎生徒の感想
・韓国語では、語の意味から文字ができるのではなく、口の形や舌の形から文字ができているのにとても驚いた。
・ハングルを理解するには時間がかかりそうだが、作られた過程を知ることでわかりやすくなりそうだと思った。
・漢字が実際に使われていなくても、漢字の音読みと意味がリンクするのは、漢字圏の国ならではだと思った。
Area Studyは「パナソニック教育財団」の「実践研究助成」を受けて実施しています。
※園部高校の過去のニュースについてはこちらを御覧ください。