令和3年度 第2学期終業式(学校だより12月号より)
一段と冷え込みが増し、登校する子どもたちのはく息も白くなり、手袋などの防寒具が欠かせなくなりました。
今年度もコロナ禍が続き、いくつかの行事を中止せざるをえない状況がありました。しかし、2学期も日がたつにつれて感染状況の収束がみられ、運動会や修学旅行などの行事は規模を縮小しながらも開催することができました。とりわけ、運動会では伝統の鼓笛パレードを地域の皆様に発表できたことは、子どもたちの成長に欠かせないものであったと思います。
11月25日に何北中学校で「ドリカムDAY」を小中一貫教育の取組として小中合同授業を実施しました。
この取組は、「小学生と中学生が協働して知恵を出し合い、学習を進め、郷土愛を高めると共に、互いを尊重し合う心を育てること」等を目標にしています。学習内容は以下の通りです。
①小学4年と中学3年「Dream map すごろく」
「何北すごろく」遊びをしながら英語でコミュニケーション。
②小学5年と中学2年「お茶で何北を盛り上げよう」
何北茶を広める方法を考え、発表交流する。
③小学6年と中学1年「国語でプレバト!」
「何北の良さ」をテーマとした俳句つくりと交流。
子どもたちは小学校・中学校の垣根を越えて活動し、互いの考えや思いを俳句や英語、お茶を通して学び合っていました。今年度は、コロナ禍ということもあり、授業公開だけになりましたが、次年度以降も継続して取り組み、「ドリカムDAY」の一日が保護者や地域の皆様と交流できるような行事になればと考えています。
12月25日より、13日間の冬休みに入ります。健康で安全な楽しい冬休みになりますよう、よろしくお願い申しあげます。また、今後も「ウィズ コロナ」が続きますが、保護者や地域の皆様もお体を十分にご自愛ください。よい新年をお迎えください。
綾部市立物部小学校 校長 上柿 直人