1月28日(火)高等部456組 Pグループ地域協働学習「織物工場見学」

 高等部456組の作業学習「布加工」の学習をしているPグループ10名で、岩滝地域で織物工場を営んでおられる宮眞株式会社に伝統産業「ちりめん」の製作過程について学びに行かせていただきました。

 宮眞株式会社は、数年前から本校高等部の校外学習の受け入れなどを継続されており、地域に対する社会貢献をされています。

 社長さんに織物工場内を案内してもらい、手動の織機や機械での織機などの説明を受け、実際に織り上がったちりめんも見せていただきくことができました。

 社長さんへのインタビューでは、「ちりめんの値段で一番高いものは?」や「織れたちりめんはどこで販売しますか?」など質問をし、「絹かポリエステルかで値段は違う」ことや「織れたちりめんは京都や東京などの服を作る会社に行く」こと等、答えてもらい「流通」についても学ぶことができました。

 また、地域で働く方々から直接、「仕事のやりがい」や「仕事の難しさ」等も聞く中で、職業への意識を高め、視野を広げる機会になりました。

 2月中旬に取り組む「校内実習」では、宮眞さんが生地を織る際に生地の両端に出る半端な幅の生地を使わせてもらい、ポーチや手帳ケース等を作って製品に仕上げていきます。今回の「ちりめん」の製作過程の学習を通してわかったことや気づきを大切にして、今後の製品製作につなげていきます。

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