明けましておめでとうございます。新しい年を迎えるということは、いつも清々しく気持ちが明るくなります。この気持ちを全校みんなで共有するとともに、新しい一年が子どもたちにとって成長の年になるよう、教職員一同頑張ってまいります。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
さて、早いもので令和6年度もまとめの3学期のスタートとなりました。3学期の授業日数は、51 日(6年生は 50 日)しかありません。1月は「行く」2月は「逃げる」3月は「去る」と言われるほど、時の経過を早く感じるものです。一日一日を大切にして最後の学期をやり切りたいと思います。2学期の終業式では、『うらにし』という言葉について話をしました。この地域特有の気象のことで、お天気が変わりやすく雨風が強くなる、せっかくの良いお天気も長続きせず空はいつもどんより・・というと気分が下がってしまいそうですが、その分、春の穏やかさがありがたく感じられ、その訪れを待ち遠しく思えるのではないかということです。この時期は、土の下で芽吹きを待つ種のようにじっと寒さに耐え、新しい季節になったら精一杯成長できる、そんな願いを込めたつもりであります。(まあ、じっとはしないですけれどね。)
今年は巳(ヘビ)年です。「巳」という文字は胎児の形を表した象形文字で、子宮が
胎児を包む様子が由来とされているそうです。(諸説あり?)巳(ヘビ)が冬眠から目
覚め地上に這い出す様子から、冬に根をはった草木が芽を出し「新しい種子が生まれる」
という意味があると言われています。このようなことから巳年は、力を蓄えていたもの
が芽を出す「起点」の年、脱皮する特性と併せ「再生と誕生」を意味する年と言われて
います。他にも巳(み)と実(み)を掛けて「実を結ぶ」年と言われたりもします。
1月早々には体育館の工事が始まります。体育の授業に支障が出たり、例年行っている大縄大会が、今年はできなかったりしますが、むしろこのくらいのトラブルくらい笑い話にできるようなメンタリティでありたいと思います。みんなで知恵を出し合い工夫を凝らして乗り越えていきます。保護者の皆様にはいろいろとご不安・ご心配なこともあり、また、社会体育で利用していただいている方々にはご迷惑をおかけしますが、ご理解の程よろしくお願いします。
年末よりインフルエンザ等の感染症が流行し寒さも厳しい折から、子どもたちの体調が心配です。少人数学級の宇川小では、一人休むと心に大きな穴がぽっかり空いたように寂しくなります。たくさん休むと学習進度などにも大きな影響が出ます。厳しい冬を元気いっぱい乗り切れるよう、学校・家庭で連携して体調管理をすすめていきたいです。2学期に見せた『頑張る姿』をまとめの3学期にこそ発揮できるよう、家庭・地域からのご支援をどうぞよろしくお願いします。
宇川小 校長
まとめの3学期、頑張ります!
