学校生活

 

 11月3日(金祝)から11月5日(日)にかけて、2泊3日の岡山県遠征を実施しました。

 遠征実施の目的は以下の3つです。

  ⑴ 府外の高校との試合を通して自チームの強み・弱みを把握すること

  ⑵ 相手校の取り組みから自チームに生かせる事柄を学ぶこと

  ⑶ 集団での生活を通してチームの連帯感を養うこと

 

 

 初日、鏡野町総合グラウンドにて県立岡山城東高校・県立津山工業高校と練習試合を行いました。

 1試合目・岡山城東戦は、中盤まで本校がリードする展開となります。しかし、相手は秋季岡山県大会準優勝校。最終盤に僅かな守備の綻びを突かれたのを皮切りに猛攻を受け、逆転負けを喫してしまいました。

 2試合目・津山工業戦は、立ち上がりこそ失点を許しますが、中盤・終盤に着実に加点することができ、遠征1勝目をあげました。さわやかにプレーし、試合後にも友好的に接してくださる津山工業の皆さんの姿勢には、学ぶべき点が多かったように思います。

 

 

 2日目は、けやきの森総合グラウンドにて明誠学院高校と練習試合を行いました。

 1試合目は、本校先発ピッチャーの立ち上がりを攻められ、初回に一挙5点を失います。2回以降は立て直し、9回まで粘り強く戦うことができましたが、相手好投手の前に得点を重ねることができず、敗戦となりました。

 2試合目は、ここまで出番の少なかったメンバーを中心に戦いました。1年生の懸命のプレーが光りましたが、初回から毎イニング失点を重ね、大敗を喫しました。

 試合後は、明誠学院の皆さんのご厚意で、合同練習を実施することができました。名門大学野球部でプレーされている相手校OBさんをはじめ、様々な方からご指導を受けることができました。相手校選手のはつらつとした動きに刺激を受け、本校にとって非常に貴重な時間となりました。

 

 

 3日目は、県立岡山南高校と練習試合を行いました。

 ここまで1試合目の勝利がありません。ぜひとも最終日は勝利をあげたいところです。試合は緊迫した投手戦となりましたが、相手校投手の緩急自在のピッチングに翻弄され、残念ながら惜敗となりました。

 2試合目は昨日と同様、出場機会の少ないメンバーで臨みましたが、終始、失点を重ねる展開となってしまい、残念ながら緊張感のある攻防を経験することはできませんでした。

 グラウンド整備から試合運びまで、細かな箇所にまで気を配りながら、丁寧に野球に取り組まれている岡山南高校の皆さんに、たくさん勉強させていただきました。

 

 

 3日間、グラウンド内外で数多くのことを学ぶことができました。帰りのバス内で実施したミーティングでは、生徒たちの成長ぶりを感じるシーンが多々ありました。今回の遠征を現チーム飛躍のきっかけにすべく、努力を重ねていきたいと思います。

 最後になりましたが、今回の遠征実施に際して、たくさんの方々にお世話になりました。この場をお借りしてお礼申し上げます。ありがとうございました。