10月下旬から11月にかけて、「洛南地区交流試合」が開催されています。
オフシーズン間近となるこの時期に、宇治市以南の高校で3~4チームのリーグを組み、試合を行います。近隣のライバル公立校や山城地区の強豪校と対戦することができ、毎年、良い刺激をもらっています。本年は京都八幡・南陽連合チーム、京都翔英高校、城南菱創高校と同リーグとなり、10月中に2試合を消化しました。
【第1戦目】VS京都八幡・南陽連合チーム
連 合 000 000 001 = 1
莵 道 101 000 01× = 3
初回、1番・喜多(2年 男山第三中出身)のヒットを皮切りに幸先よく1点を先制すると、3回には阿部(2年 大住中出身)のスリーベースヒットが絡んで追加点を奪い、試合の主導権を握ります。中盤以降は相手投手の好投の前に打線が沈黙しましたが、先発投手・村上(2年 西宇治中出身)が快投を見せ、相手打線を9回1失点に封じました。打線に課題が残ったものの、投手戦を制してまずは1勝です。
【第2戦目】VS京都翔英高校
翔 英 000 003 000 = 3
莵 道 000 000 000 = 0
相手は今夏の選手権京都大会準優勝校・京都翔英高校です。この試合も先発・村上の粘投が光ります。2回には無死満塁のピンチを招きますが、ショート・野呂(2年 木津南中)を起点とした併殺打で切り抜けるなど、8回を3失点にまとめます。9回にリリーフした神農(2年 北宇治中出身)も相手打線を3者凡退に抑えるなど、粘り強く守り切ることができました。一方、打線は9回を散発2安打に封じられました。好投手を相手に得点できるだけの攻撃力を養うことが、現チームの大きな課題となっています。
残す第3戦目は城南菱創高校との対戦となります。直近の練習試合では完敗を喫しているだけに、今回はリベンジしたいところです。
また、11月には府外の強豪校との練習試合が多数、予定されています。高校野球2023年シーズンも対外試合実施可能期間はあと1ヵ月となりました。多くの実戦から学びを得て、オフシーズンの練習へと繋げていきたいと思います。
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