2年理系生物選択者を対象に、2回目の森林総合研究所との連携講座を実施しました。今回は、9月に設置した材料を回収するとともに、新たな材料を設置しました。
さらに、国立研究開発法人森林研究・整備機構森林総合研究所関西支所の中尾 勝洋氏から、森林調査の意義や考え方を教えていただきました。
第3回目は1月を予定しています。
10月22日(木)本校体育館にて、国際理解講演会を行いました。講師はJICA関西より柳博美さんにお越しいただきました。前回のLHRにつづき、SDGsがテーマです。
高校生にとっても想像しやすい「ファッション」の例が取り上げられ、これまで調べてきたSDGsの問題を身近な問題として考え直すことができました。日本にもまだまだ課題がある、SDGsは遠い国の話ではなく自分たちの生活に関わることだ、といった感想が見られ、深い学びにつなげることができました。今後はポスターとレポート作成を行います。
10月26日(月)、2年生理数コースの物理選択者を対象に、京都教育大学教育学部教授の村上 忠幸先生をお迎えし、「紙コップの不思議を探る」というテーマで出前授業をしていただきました。
紙コップにお湯を入れると、底面にくもりが生じます。そのくもりの原因を、マルチプル・インテリジェンス理論に基づいて分けられた班のメンバーで知恵を出し合い、仮説を立て、実証実験を行い、解明していきます。
仮説が間違っていた時の落胆は大きいですが、その分正解を実証できた時の喜びは大きいものでした。
今回の授業を通して生徒達は、身近な現象から不思議を見つけて、探究することに大きな意義を感じ、よい経験をすることができました。
莵道高校ではグローバルネットワーク京都校のメンバーとして、「持続可能な国際社会への展望」をテーマに取組を行っています。10月8日(木)のLHRでは、1年生がカードを使ったアクティビティを通じてSDGsについて学びました。カードの組み合わせを考えるゲームでは、模範例とは違う様々な意見が飛び交い、身近な問題について様々な視点から考えることができました。
国立研究開発法人森林研究・整備機構森林総合研究所関西支所の中尾 勝洋氏をお迎えし、2年理系生物選択者が学校林の調査を開始しました。
第1回目の今回は、身近な学校林を材料とし、森林が人間生活と密接な関係にあることを科学的に探究し、さらに自然科学的な手法を学び、科学の基本的な素養を身に付けることを目的にしています。
33期生 合格状況(令和2年3月卒業 現役生のみ)
国公立大学 35名
私立大学 500名(うち関関同立 29名)
短期大学 15名
専修各種学校 41名
主な国公立大学の合格数(国公立大学 合計35名)
京都工芸繊維大学 3名
京都教育大学 6名
京都府立大学 2名
京都市立芸術大学 1名
大阪府立大学 1名
大阪市立大学 1名
滋賀大学 2名
滋賀医大学 1名
滋賀県立大学 2名
神戸大学 1名
兵庫県立大学 1名
奈良教育大学 1名
奈良県立大学 1名
奈良県立医科大学 1名
福井大学 1名
鳥取大学 3名
高知大学 2名
釧路公立大学 1名
石川県立大学 1名
福山市立大学 1名
下関市立大学 1名
公立鳥取環境大学 1名
主な私立大学の合格数(私立大学合計500名)
同志社大学 8名
立命館大学 17名
関西大学 4名
近畿大学 22名
京都産業大学 38名
龍谷大学 57名
佛教大学 42名
同志社女子大学 8名
京都女子大学 7名
令和元年「森林総合研究所との連携講座」で実施していた学校林の土壌分解に関する研究の成果を、3月末に開催された「第131回 日本森林学会大会 高校生ポスター発表」で発表しました。
ポスターの審査の結果、本校が発表した「Tea Bag Indexを用いた学校林の土壌分解速度に関する研究」が特別賞をいただくことができました。
昼休みや放課後の時間を使い、生徒達が頑張ってつくったポスターは非常に完成度が高く、研究データの解析や考察も評価されたようです。名古屋での発表がなくなったことは残念だったのですが、このような賞に選ばれ、生徒にとっても誇れる探求活動になったのではないかと思います。
※発表したポスターは下記のリンクからPDFでご覧いただけます。
2月15日(土)、2年生理数コース物理選択者のうち希望者15名が、京都大学宇治キャンパスを訪問しました。
初めに放射線や加速器についての講義を受けたのち、グループに分かれ、分光器を使い光の性質を学ぶ実験を4種類行いました。最後に加速器の実験施設を見学し、加速器によって加速されたイオンビームによる元素分析の実験を見せていただきました。
京都大学の先生方や学生の皆さんの丁寧な御指導により、物理の面白さや奥深さを感じた有意義な一日となりました。
12月7日(土)に京都工芸繊維大学松ヶ崎キャンパスにて高校生特別授業が行われ、本校の2年3組の生徒35名が参加しました。
1日の内容:午前 大学院生の留学経験談
老田達生先生(元分子化学系 教授)の模擬講義
施設・研究室見学
昼食 学生食堂(生協)にてランチ
午後 実験「界面の不思議、マーブル染めなど」
生徒たちは模擬講義や研究室見学など、普段の高校生活では体験できない事ばかりで、興味を持って見たり聞いたりしていました。昼食では実際に大学の食堂でランチをし、大学生気分を少し味わいました。午後からの実験では、全員が積極的に実験に取り組めていました。今回の貴重な体験を踏まえて、これからの自分たちの進みたい進路について考えていって欲しいと思います。
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