教育内容

 

 森林総合研究所との連携講座の第5回を実施しました。今回はこれまでの調査結果をグループでまとめ、発表しました。グループごとにテーマを決めて考察をしましたが、それぞれが独自の視点で今回の調査をまとめており、同じ調査でも発表内容はまったく違うものになっていたと思います。

 発表の最後には、森林総合研究所から来ていただいた講師の先生に講評をいただきました。今年の調査は地味な作業の繰り返しでしたが、そういう地味な積み重ねが研究には大切であるということ、そして、そうやって得たデータから考察していく際に、自由な発想をもって行うことが大切ということでした。

 最初はおっかなびっくりだった生徒達も、何度も学校林に入っていくことにより、野外調査の楽しさや研究の醍醐味を少しくらいは感じてくれたようです。この経験を今後に活かしていってくれたら嬉しいです。

 この連携講座は、今回の発表で授業としては終わりとなります。ただ、今回調査した内容は、さらに解析と考察を重ねた上で、3月にある「日本森林学会大会 高校生ポスター発表」に参加して発表しようと考えています。

 

 森林総合研究所との連携講座、第4回調査を実施しました。実際に学校林に入る調査としては今回が最後となります。前回埋めたティーバッグの回収、前回乾燥させたティーバッグの重量測定をして、その後は、森林総合研究所から来ていただいた講師の先生より、今後のデータ解析・考察についての話がありました。

 みんなで学校林に入るのも4回目ですが、冬が近づき生い茂っていた草が少なくなってきたこともあり、今回は林内で素早く行動することができたように思います。昨夜の雨で足下が少し悪かったのですが、特に何事もなく調査を終えることができて良かったです。学校林から戻ってからは、今後の発表に向けた説明を聞きました。今年の調査の意義を再確認し、これからのデータ解析や考察、班発表に向けて気持ちを新たにできたと思います。

 ここからしばらくは、パソコンを使ったデータ解析をして、班ごとに発表準備をしていきます。次回は研究発表になりますが、春からやってきた調査の結果をどのようにまとめてくれるのか楽しみです。

 

森林総合研究所との連携講座、第3回調査を実施しました。今回は第2回と同じく、前回埋めたティーバッグを回収し、また新しいティーバッグを埋めるという作業でした。学校林調査も3回目となり、生徒達も少しずつ慣れてきているようですが、草原などでは夏場にぐんぐん育った植物をかき分けて進んでいくのに苦戦していました。

 作業後は生物実験室に戻り、前回の調査で回収して乾燥させていた第1回のティーバッグ重量を測定しました。紛失していたり、穴が空いてデータにならないものがあったりもしましたが、数値的にはどれも最初より小さく(軽く)なっており、地中に埋まっている間にしっかり分解されていたことが確認できました。

 次回の調査は11月、今回埋めたティーバッグを回収します。学校林に入る調査としては次回が最後になりますが、その後は、データをまとめて班ごとに発表をしてもらう予定です。

 

 山城地区の高校では、毎年夏休みに小学生を対象とした「やましろ未来っ子サイエンスラリー」を実施しています。今年の莵道高校は「昆虫をつかまえて標本をつくろう!」というテーマで、実際に学校林に入って昆虫採集をして、捕まえた昆虫を使って標本をつくるという内容を行いました。

 あらかじめ学校林に採集用トラップを仕掛けていたこともあり、カブトムシやコクワガタ、オオセンチコガネ、カナブン、ミヤマカミキリなど、さまざまな昆虫を捕まえることができました。特にカブトムシの出現には、小学生のテンションが最高に上がっていました。その後、校舎に戻って標本をつくっていきます。昆虫針(虫ピン)を使った本格的な「展足」は初めてだったようでしたが、とまどいながらもしっかりと説明を聞いてやってくれました。

 つくった標本はお土産として持って帰ってもらいました。家で大切に保管して欲しいと思います。参加してくれた小学生のみんな、保護者の皆様、ありがとうございました。

 

 森林総合研究所との連携講座、第2回調査を実施しました。今回も、森林総合研究所から講師の先生に来ていただき、一緒に学校林に入りました。前回の調査で埋めたティーバッグを回収し、新しいティーバッグを設置するという内容でしたが、生徒達は暑い中、汗を流しながら作業をしていました。

 回収したティーバッグは風乾させてから重量を調べます。約2ヶ月の間、地中に埋まっていたティーバッグは、明らかに中身が軽くなっているものも多く、どれくらい分解されたのか測量するのが楽しみです。

 次に学校林に入るのはまた2ヶ月後、今回と同じようにティーバッグを回収し、次のティーバッグを設置します。次回も暑くなりそうです。

 

 7月12日(金)放課後に鵜飼見学を予定していましたが、大雨による増水のため中止になりました。実際に鵜飼の様子を見ることはできませんでしたが、10日(水)に事前学習を行い、宇治川の鵜飼についての理解を深めることができました。

 

 7月10日(水)の放課後に、12日(金)に実施される鵜飼見学の事前学習を行いました。6名の生徒が参加し、教員による説明を熱心に聞き入っていました。今回の事前学習を経て、12日の見学が一層楽しみになったようでした。

 

 1年生家庭基礎の授業で、「赤ちゃんを抱っこしよう!」の実習を行いました。新生児人形を使って、服の着せ替え、おむつ交換、抱っこなど、赤ちゃんのお世話を体験します。班ごとにつけた赤ちゃんの名前を呼びかけながら、目をみて、お世話や抱っこをするように指導しています。赤ちゃんに対して丁寧に、愛情を持って接することができました。

 京都府の公立高等学校では、「子育て学習プログラム」として、高校生が結婚や出産、子育ての意義や家族の大切さなどを学び、ライフデザインを考える授業を行っています。本校では、他にも様々な子育てに関わる実習を行っています。

 

 

 

 

本校では府立高校特色化事業であるグローバルネットワーク京都のメンバーとして、「持続可能な国際社会への展望」をテーマに取組を行っています。その一環として、6月10日(月)7限目、1年生全員を対象に国際理解講演会を行いました。

講師はJICA関西より職員の吉田悦子さん、青年海外協力隊OBの鈴木恵祐さんのお2人にお越しいただきました。

様々な問題を抱える世界の現状から始まり、SDGsについての説明や国際協力がなぜ大切かというお話をいただき、また国際協力の例としてニカラグアでの体験談を伺いました。

1年生は今後ポスターセッションという形で今日の話を掘り下げていきます。

 

 2年理数コースの生物選択クラスでは、森林総合研究所(森林総研)関西支所との連携講座を実施しています。森林総研から研究者の方を講師としてお呼びし、専門的な指導を受けながら、莵道高校の学校林「莵道の森」の調査・研究を行います。

 今年の研究テーマは「ティーバッグを使った土壌調査」です。これはTeabag Indextという世界中で実施されている手法で、2種類のティーバッグ(茶葉)を土壌に一定期間埋め、地中で分解されて減った質量を測定するという調査です。ここから、土壌の分解速度を出したり、物質循環について考えることができます。

 今回は第1回ということで、森林総合研究所から講師の先生に来ていただき、一緒に学校林に入って、ティーバッグを埋めたり、土壌の温度(地温)やpH(酸度)を計測しました。学校林に入るのは初めてという生徒も多く、戸惑いながらも頑張って作業をしていました。調査後は、講師の先生から今回の研究の目的や意義について詳しい講義をしていただきました。

 今年の調査は春・夏・秋の全3回を予定しています。次回は7月に、今回埋めたティーバッグを掘り出して質量を計測し、新しいティーバッグを埋めていきます。

 

32期生 合格状況(平成31年3月卒業 現役生のみ)

国公立大学   48名
私立大学   497名(うち関関同立 53名)
短期大学    20名
専門各種学校  26名

主な国公立大学の合格数(国公立大学合計48名)

京都大学     1名
神戸大学     2名
大阪市立大学   1名
京都工芸繊維   1名
京都府立大学   3名
京都府立医科大学 1名
京都教育大学   3名
滋賀大学     6名
滋賀県立大学   5名
大阪教育大学   1名
兵庫県立大学   3名
奈良県立大学   1名
茨城大学     1名
福井大学     1名
信州大学     2名
鳥取大学     2名
島根大学     1名
愛媛大学     1名
高知大学     2名
鹿屋体育大学   1名
前橋工科大学   1名
富山県立大学   1名
岡山県立大学   2名
尾道市立大学   1名
県立広島大学   1名
下関市立大学   1名
長崎県立大学   1名
名桜大学     1名

主な私立大学の合格数(私立大学合計497名)

同志社大学   12名
立命館大学   28名
関西学院大学   2名
関西大学    11名
近畿大学    25名
京都産業大学  52名
龍谷大学    92名
佛教大学    48名
同志社女子大学  3名
京都女子大学   7名
 
 

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 1月19日、20日に実施されたセンター試験に向けて、1月16日(水)にセンター試験激励会を行いました。校長先生の激励から始まり、「自分の力を最大限に出す」ことの大切さを、進路指導部長や学年部長からはセンター試験を受けるにあたっての心構えや注意点などを行いました。本校では3年生の約8割が受験し、当日は3年担任と進路指導部、教員等で会場に応援へ行きました。




 

 キャリア教育とは、一人一人の勤労観・職業観を育て、社会的・職業的自立に向けて必要な能力等を培う教育です。
 莵道高校では10年後の満足を目指して、生徒が自己の在り方生き方を考え、主体的に進路を選択することができるよう、また、自らを生かしながら社会に参画し、様々な役割を果たしつつ社会的自立が実現できるよう、キャリア教育を積極的に推進します。

     

    31期生 合格状況(平成30年3月卒業 現役生のみ)

    国公立大学   47名
    私立大学   509名(うち関関同立 71名)
    短期大学    18名
    専門各種学校  28名
    公務員      2名

    主な国公立大学の合格数(国公立大学合計47名)

    神戸大学     1名
    九州大学     1名
    大阪府立大学   1名
    京都工芸繊維   4名
    京都府立大学   3名
    京都府立医科大学 2名
    京都教育大学   4名
    滋賀大学     5名
    滋賀医科大学   1名
    滋賀県立大学   7名
    大阪教育大学   1名
    奈良女子大学   2名
    奈良県立医大   1名
    奈良教育大学   1名
    奈良県立大学   5名
    兵庫県立大学   1名

    主な私立大学の合格数(私立大学合計509名)

    同志社大学    4名
    立命館大学   39名
    関西学院大学   4名
    関西大学    24名
    近畿大学    25名
    京都産業大学  43名
    龍谷大学   107名
    佛教大学    18名
    同志社女子大学  6名
    京都女子大学   7名
     
     

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    30期生 合格状況(平成29年3月卒業 現役生のみ)

    国公立大学   57名
    私立大学   677名(うち関関同立 104名)
    短期大学    20名
    専門各種学校  30名
    公務員      1名

    主な国公立大学の合格数(国公立大学合計57名)

    大阪大学     1名
    東北大学     1名
    東京外国語大学  1名
    神戸大学     1名
    大阪市立大学   2名
    大阪府立大学   2名
    京都工芸繊維   4名
    奈良女子大学   1名
    名古屋工業大学  1名
    神戸市外国語大学 1名
    兵庫県立大学   2名
    京都府立大学   6名
    京都教育大学   3名
    滋賀県立大学  13名
    奈良県立大学   5名
    滋賀大学     2名

    主な私立大学の合格数(私立大学合計677名)

    同志社大学   17名
    立命館大学   45名
    関西学院大学   4名
    関西大学    38名
    明治大学     1名
    中央大学     1名
    近畿大学    59名
    京都産業大学  57名
    龍谷大学   120名
    佛教大学    60名
    同志社女子大学 16名
    京都女子大学  10名
     
     

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    平成31年度実施教育課程(カリキュラム)