教育内容

 

1014日(土)宇治市文化センター大ホールにて、宇治田楽まつりが開催され、本校より1年生21名が参加しました。例年、宇治の伝統文化である宇治田楽に興味を持った有志の生徒で構成されています。全員が初心者で不安もありましたが、7月から宇治田楽まつり実行委員会の方々より熱心に御指導いただいたおかげで、伝統のある舞台で無事に披露することができました。多くの人の前で披露することとなり、参加した生徒たちにとって、最高の思い出になりました。これを機に、伝統文化に親しむ姿勢をより醸成してほしいと思います。これまでご多用の中、手厚くご指導いただきました宇治田楽まつり実行委員会の皆様に感謝申し上げます。
 ありがとうございました。

 

 今年度より、2年生の「総合的な学習の時間」では、「莵道ゼミ」と称し各講座に分かれ探究活動を行っています。

 理科の医療講座では、各自が決めたテーマについて探究を行っています。

 6月27日(火)、京都岡本記念病院の看護師、丸山美香様、西出愛佳様に講演をしていただきました。

 生徒たちは、「看護師になるまでの道のり」「看護師となってからの厳しさ、やりがい」「医療現場での看護師の役割」等、多くの話を熱心に聞いていました。今回の講演を今後の探究活動に役立てていきます。


 

 今年度(2023年度)から、2年生の総合的な探究の時間「莵道ゼミ」で、森林総合研究所との連携授業を実施します。週に一回、自らテーマを設定し、実験・観察方法を立案し、調査を行います。
 先週は学校林に入り学校林の様相を観察しました。今回は、国立研究開発法人森林研究・整備機構森林総合研究所関西支所の中尾 勝洋氏から御講義をいただき、各自のテーマと実験・観察方法を考えました。

 
 

ファイル名:R5kyoikukatei.pdf

PDFファイル容量:【30.4KB】

※PDFを開くには下記「令和5年度実施教育課程」をクリックして下さい。

 
 
 

ファイル名:36_3_4_sinro.pdf

PDFファイル容量:【193.0KB】

※PDFを開くには下記「36期生 合格状況(令和5年3月卒業)」をクリックして下さい。

 

令和4年度卒業生合格状況(現役生のみ)

 国公立大学   21 名

 私立大学   810 名(うち関関同立 95 名)

 短期大学     9 名

 専修各種学校  24 名


国公立大学の合格者(国公立大学合計21名)

 京都工芸繊維大 1 名
 京都教育大      5 名
 京都府立大      2 名
 大阪公立大      1 名
 滋賀大          2 名
 滋賀県立大      3 名
 奈良教育大      2 名
 奈良県立大      1 名
 帯広畜産大      1 名
 鳴門教育大      1 名
 福井県立大      1 名
 島根県立大      1 名


主な私立大学の合格者(私立大学合計810 名)

 同志社大   12 名
 立命館大   60 名
 関西学院大   4 名
 関西大    19 名
 龍谷大    188 名
 京都産業大  79 名
 近畿大    44 名
 佛教大    49 名
 同志社女子大 10 名
 京都女子大   9 名


 

令和5年2月4日(土)、京都工芸繊維大学において「令和4年度グローバルネットワーク京都交流会」が開催されました。莵道高校からは、ポスターセッションに1年生の代表2グループ(各4名)、英語プレゼンテーションに2年生の有志4名が参加しました。自分たちの探究活動の成果を集大成として披露するとともに、その場で出される質問にも臨機応変に対応しました。自ら学ぶ姿勢を大きく伸ばしてくれたことと思います。他校の発表も真剣に視聴し、広い視野を養いました。本校生には来年度もこの取り組みを通して、持続可能な社会の実現のために行動し、社会に貢献できる人物を目指してほしいと思います。

 

2月18日(土)、2年生理数コース物理選択生徒のうち希望者18名が、京都大学宇治キャンパスを訪問しました。
はじめに放射線や加速器についての講義を受けたのち、グループに分かれ、分光器を使い光の性質を学ぶ実験を4種類行いました。最後に加速器の実験施設を見学し、加速器によって加速されたイオンビームによる元素分析の実験を見せていただきました。
京都大学の先生方や学生の皆さんの丁寧な御指導により、物理の面白さや奥深さを感じた有意義な一日となりました。

 

 京都教育大学名誉教授村上忠幸先生をお迎えして、2年生理数コース 物理選択生徒を対象に、「紙コップの不思議を探る」というテーマで特別授業を行いました。
 紙コップにお湯を入れて机に置いておくと不思議なことに湯気のあと(水滴)がつきます。
この不思議な現象を題材に、グループで議論し、仮説を立て、実験を繰り返しました。


 
 

ファイル名:ihaho2.pdf

PDFファイル容量:【531.9KB】

※PDFを開くには下記「違法・有害情報相談センター2」をクリックして下さい。

 

インターネット上の誹謗中傷に関する相談窓口のご案内です。詳しくは添付のpdfファイルのリンク先を御覧ください。


 
 

ファイル名:ihaho1.pdf

PDFファイル容量:【968.0KB】

※PDFを開くには下記「違法・有害情報相談センター1」をクリックして下さい。

 

インターネット上の違法・有害情報に対し適切な対応を促進する目的で、関係者等からの相談を受け付け、対応に関するアドバイスや関連の情報提供等を行う相談窓口です。詳しくは添付のpdfファイルのリンク先を御覧ください。

 

12月10日(金)

 本校のUJI学の取り組みのひとつとして本校生徒を対象に「宇治フィールドワーク」を行いました。この日は幸いにも暖かく、天候も良好。とても過ごしやすい日でした。

 世界文化遺産のひとつ「平等院鳳凰堂」、「宇治上神社」、そして重要文化財の「宇治神社」を順に拝観、さらに「宇治川 先陣の碑」にも足を運びました。生徒たちは、本校教員による各所の文化や歴史のレクチャーを聞きながら自分たちが通う地域への関心を深めていました。また施設では、お店の方から御指導をいただきながら、宇治でとれたと茶の葉を自分で石臼を引き、引き立ての抹茶を使って茶をたてる抹茶体験をしました。引き立ての抹茶と市販品との飲み比べもしました。新鮮な体験をして参加生徒は満足そうな顔をしていました。

 

 半年の調査の結果をまとめ、班別ポスター発表を行いました。
 調査を結果中で新たな気づきもありましたし、発表の準備をする中で他者に
どのように伝えるかについても考えることができました。さらに、発表を行い、
質疑応答を繰り返す中で、新たな問題点の発見や自分の考えの整理することが
できました。

 莵道高校の学校林は、たくさんの野生の動物と植物がみられますが、人里近く、
人間の影響を大きく受けていることが分かりました。

 今季発表した内容の一部は、リニューアルし、研究会や学会で発表する予定です。 

 

11月11日(金)、14日(月)、18日(金)に、2年生理数クラスの物理選択者対象に、京都教育大学名誉教授の沖花彰先生にお越しいただき「分解してものの仕組みを知る学習」というテーマで出前授業をしていただきました。
 IH調理器を使って電気や磁気に関する様々な実験を行い、その結果からIH調理器の仕組みを予想していきます。
 最後は、IH調理器を実際に分解してその仕組みを確認しました。
 身近にあるIH調理器を使った今回の実験を通して、生徒たちは物理により親しみを感じることができ、貴重な学びを経験することができました。

 

 1015日(土)京都府立宇治公園(中の島)にて宇治田楽まつりが開催され、本校より1年生22名が参加しました。全員が初心者で不安もりましたが、7月から宇治田楽まつり実行委員会の方々より熱心に御指導いただいたおかげで、伝統のある舞台で無事に披露することができました。生徒達も最高の思い出になったと思います。これまでご多用の中、手厚くご指導いただきました宇治田楽まつり実行委員会の皆様に感謝申し上げます。
 ありがとうございました。

 

 体育館でグローバルネットワーク京都交流会ポスターセッションの学年代表選考会を1124日(木)に行いました。

 1年の総合的な探究の時間の授業では、持続可能な社会を実現するために行動し、社会に貢献できる人物となることを目指して、グループワーク等を通して探究活動に取り組んでいます。今回は、国連が定めた達成すべき17の持続可能な開発目標(SDGs)から各チームが1つ選び、現状や課題の把握、問題解決のための方法をグループで研究し、プレゼンテーションを行いました。各クラスの代表が体育館でプレゼンテーションを行い、学年全員で投票し、学校代表2チームを決めました。

 選ばれた2チームはさらに研究を深め、令和5年2月に実施されるグローバルネットワーク京都交流会ポスターセッションに莵道高校代表として参加します。 



 

 今年5月から始めた、2年理数系生物選択者による学校林調査も、森林に入っての調査は10月で

終わりです。森林調査最終回には、国立研究開発法人森林研究・整備機構森林総合研究所関西支所

の中尾 勝洋氏に御来校いただき、植生や種の同定、今後のまとめ方について教えていただきました。

 今後、半年間の調査結果をまとめ、学校林の生態について考えていきます。


 

継続して学校林の調査を行っています。


・毎木調査班:どんな樹木が学校林にあるかを調べています。学校林内の一角の樹木すべてに印をつけ、webアプリを使いなら樹木の同定を行っています。

・シカによる食害調査班:学校林の一カ所をネットで囲み、シカが入れないようにしました。そのネット内の植物が、周りと比べて、どれくらい成長するかを調べています。

・土壌の分解能力調査班:Tバックを土に埋め、Tバックの内容物がどれくらいの速度で分解されるかを調べています。さらに、簡易なツルグレン装置を使い、土壌生物の調査を始めました。


土壌の分解能力調査班、シカによる食害調査班、毎木調査班ともに、データが集まってきました。

 

毎月、学校林に入り、土壌の分解能力調査、シカによる食害調査、毎木調査を行っています。

令和4年7月8日、再び、国立研究開発法人森林研究・整備機構森林総合研究所関西支所の中尾 勝洋氏をお招きし、
調査方法や植物の同定方法を教えていただきました。


 

2022年6月11日(土)莵道高校科学部の生徒を対象に「宇治川魚類観察会」を行いました。
本校教員から観察・採集方法の説明後、塔の島で観察と釣りによる採集を行いました。
3時間ほどの採集で、コイ、フナ類、ブルーギルを確認し、ハゼ科の魚類がたくさん採集できました。

採集したハゼは科学部で詳細に調べた結果、国内外来種のヌマチチブであることが明らかになりました。
現在では宇治川で普通にみられる魚になったようです。


 

今年度(2022年度)も莵道高校2年生理系生物選択者を対象に、森林総合研究所との連携授業を開始しました。

第一回目(5/20)は、国立研究開発法人森林研究・整備機構森林総合研究所関西支所の中尾 勝洋氏から
御講義をいただき、調査方法を御教授いただきました。

今年度は、土壌の分解能力調査シカによる食害調査を継続するとともに、毎木調査を行います。