学校紹介
 

 コロナ禍で2019年以来中断していた台湾販売実習が、ついに再開しました!!
 本校の姉妹校である台北市立士林高級商業職業学校(以下、士林高商)の協力のもと、1226日(火)~28日(木)の3日間、台湾・台北市にて、学校交流や開発商品の販売実習を行いました。
 今回参加したのは、企画科3年「課題研究」グローバルビジネス(G)ゼミの11名と、起業創造科3年「課題研究」ソーシャルアントレ(E)ゼミ1名の計12名です。
 この実習に向けて、ゼミ内で商品開発や士林高商生とのオンライン会議を続けてきました。

 1日目は、台湾到着後、士林高商生と台北最大の夜市である士林夜市へ。人々の熱気と台湾独特の食べ物の匂いに圧倒されました。

 2日目は、朝一番に故宮博物院を見学したあと、士林高商へ。歓迎会では英語スピーチにも挑戦しました。
 午後からはいよいよ販売実習!京都すばるデパートでも好評だった開発商品「チョコっとコーヒー豆」などを、士林高商と一緒に販売しました。
 完売には至りませんでしたが、損益分岐点(これ以上売れば利益が出る)は超えることができました。
 京都すばるデパートでも、商品の魅力を伝える難しさと楽しさを感じましたが、海外だとその大変さと喜びがそれぞれ何倍にもなることが分かりました。
 何より、自分たちの思い入れのある開発商品を台湾の人たちに知ってもらえたことが嬉しかったです。

 3日目は、すっかり仲良くなった士林高商生たちと台北市内の班別研修をしました。短時間でしたが、台北の魅力を改めて感じ「絶対にまた来たい!」と思いました。士林高商生とは3月の再会を約束して別れ、午後には台湾を出発して京都へ戻りました。

 今回参加した12人のほとんどが「初飛行機・初海外」でした。そんなメンバーで、単なる旅行ではなく姉妹校交流や販売実習ができたことは、本当に忘れられない体験になりました。
 交流や実習で、台湾の人々の温かさに触れて台湾が大好きになったし、逆に日本の良いところにも気づくことができました。
 まさに「すばるならでは」の実習だったと思います!

 今回の実習の実現にあたって、多くの方にお世話になりました。
 商品開発では、珈琲焙煎所「タビノネ」様とカフェ「UTAU」様。
 渡航費を工面するための国内販売実習で、商品をお買い上げくださった皆様。
 渡航費の一部を出してくださった後援会や、事務手続きでお世話になった近畿日本ツーリスト様。
 コロナ禍で台湾に行けなかった3年間の先輩たちの応援もありました。
 そして、すばるの友達、先生方、家族のみんなも、本当にありがとうございました!

 3月には士林高商が来日し、学校交流を行うほか、嵐山で販売実習も予定しています。
 詳細が決まりしだいお知らせしますので、お楽しみに!

 
 
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