『徒然Diary』
2024/04/24
タンポポ3種!!
先日の『徒然Diary』で、寄宿舎に珍しいシロバナタンポポが咲いているというお話をしました。
その続きです。現在、寄宿舎には大きく分けて3種類のタンポポが咲いています。
次の画像で違いがわかりますか。



三つめは花の色が違うのでわかりますね。以前に紹介した「シロバナタンポポ」です。
一つめ二つめのタンポポの花は同じく黄色。では違うところは・・・
横から見るとはっきりと違いが判ります。


しっかり見比べると、花の付け根の緑色の部分が、くっついているのと反り返っているのがわかります。(正式な名前は総苞外片(そうほうがいへん)といいます。)
・緑の部分がくっついている(上) → カンサイタンポポ(在来種)
・緑色の部分が反り返っている(下) → セイヨウタンポポ(外来種)
となります。(本当はこれらの中間型もありますが、見た目ではよくわかりません。)
ちなみに、寄宿舎で見られる株数は、在来種のカンサイタンポポのほうが外来種のセイヨウタンポポより断然多いです。これは外来種が入り込んでいない昔からの土地であることをよく表しています。
さすがは、京都府立聾学校!!タンポポでも歴史を感じます。