日頃は、本校の教育活動に御理解と御支援を賜り、誠にありがとうございます。
さて、本校は明治41年に開設された加佐郡立河守蚕業学校を前身として、今年度で創立117年目を迎える伝統校です。同窓生の数は1万5千名余に及び、この間、京都府はもとより全国各地で活躍する多くの人材を輩出しており、同窓生と地域の熱い思いを受け継ぎ、新しい未来に向かって歩み続けています。
本校は、平成27年度から京都フロンティア校「地域創生推進校」として、探究型学習による地域創生教育を展開してきました。そして、令和2年4月に全国初の総合学科「地域創生科」(単位制)を開設し、今年度は第6期生を迎えています。
「地域創生科」では、1年次は共通教科・科目で学び、2年次からは共通科目の他、6つの系統に分かれ、特色ある選択科目と地域創生に関わる探究活動「地域創生学」で学びを進めます。地域の資源を活用した実践的・体験的な学び、探究的な学びを重視し、これらの学びから知識や技能を身に付け、多様な人々と協働する姿勢を育み、地域創生に貢献できる人材を育成していきたいと考えております。
引き続き皆様の温かい御支援をよろしくお願いします。
なお、本校の教育活動の様子などについて、ここで随時お伝えしてまいりますので、ぜひ御覧ください。
令和7年4月
京都府立大江高等学校 校長 溝口 睦久