校長あいさつ

 日頃は、本校の教育活動に御理解と御支援を賜り、誠にありがとうございます。

 さて、本校は明治41年に開設された加佐郡立河守蚕業学校を前身として、今年度で創立116年目を迎える伝統校です。同窓生の数は1万5千名余に及び、この間、京都府はもとより全国各地で活躍する多くの人材を輩出しており、同窓生と地域の熱い思いを受け継ぎ、新しい未来に向かって歩み続けています。

 本校は、平成27年度から京都フロンティア校「地域創生推進校」として、探究型学習によるユニークな地域創生教育を展開して参りました。そして、令和2年4月に全国初の総合学科「地域創生科」(単位制)を開設しました。今年度は第5期生を迎えます。
「地域創生科」では、1年次は共通教科・科目で学び、2年次からは共通科目の他、6つの系統に分かれて、特色ある選択科目と地域創生に関わる探究活動「地域創生学」で学び、知識や技能を身に付けていきます。そして、これらの地域の資源を教材とした学びから、京都府の教育ではぐくみたい力としている、「主体的に学び考える力」「多様な人とつながる力」「新たな価値を生み出す力」を伸ばし、地域創生に貢献できる人材を育成していきたいと考えております。
引き続き皆様の温かい御支援をよろしくお願いします。

 なお、本校の教育活動の様子などについて、ここで随時お伝えしてまいりますので、ぜひ御覧ください。

 令和6年4月
                    京都府立大江高等学校 校長 溝口 睦久

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