10月23日(木)に、文化庁巡回公演事業として、TEAMパフォーマンスラボの皆様による「ミラクルイリュージョンサーカス」の公演を鑑賞しました。
TEAMパフォーマンスラボは、サーカス・アーティスト、クラウン(道化師)、マジシャン、俳優、音楽家、歌のお姉さん、ものまね師などの各分野のプロフェッショナルが集まった総合エンターテイメント集団とのことです。サーカスや演劇、音楽作品などを制作し、日本全国のホール、学校、イベントなどで公演をされています。
三和学園の子どもたちは、イリュージョンサーカスが目の前で見られるということで、大きな期待をもって公演に臨みました。冒頭で登場したピエロが、子どもたちを巧みにイリュージョンサーカスの世界に誘ってくれました。



その後は、音楽に合わせた様々な照明の変化が独特の空間を創り出し、怒濤のごとくジャグリングやマジック、エアリアルなどが続きました。子どもたちは、すっかり引き込まれていました。
本学園の職員、生徒がピエロと一緒に登壇する場面があり、笑いを誘っていました。






























7年生も舞台に上がり、緊張しながらも、事前に教えていただいたジャグリングを披露していました。



あっという間に、予定の1時間が過ぎていきました。児童生徒代表のお礼の言葉では、「今日学んだことを生かして、今度は文化祭で、演じる側としてがんばりたいです。」と述べていました。



子どもたちの感想を紹介します。
「私は、最初は、凄いと思いました。だけど、長い一輪車、板の上に重ねる台など、想像を超えていて、その間ずっと笑顔になって、感動しました。来てくださってありがとうございました。」
「私は、ミラクルイリュージョンサーカスを見て、全部凄いと思いました。でも、その中で、最後のイリュージョンが凄いと思いました。なぜなら、人が入れ替わっていたからです。私は、台の上に乗るやつがとても凄いと思いました。私だったら、怖くて無理だと思いました。でも、とても憧れました。ありがとうございました。」
「私は、ミラクルイリュージョンサーカスを見て、それぞれの個性のある技がとても面白かったし、見ていても楽しかったです。自分が技をしている訳ではないのに、自分までヒヤヒヤするところがありました。布を使って高くまで登り、ポーズをしているところが印象的でした。私たち7年生も一緒に技ができたのがうれしかったです。ありがとうございました。」
「サーカスを見て、YouTubeで出てくるものもあって、凄く楽しい1時間でした。特に凄いなと思ったのは、コロコロ転がる筒にどんどん台を重ねる出し物が、ハラハラ感があって見る側も緊張しました。自分たちがステージに上がってジャグリングをして、めっちゃ緊張したけど、最後まで諦めずにやり終えることができてよかったです。」
「私は、今日のサーカスを見て、発言や動きが面白かったし、かっこよかったです。表情や立ち方、パフォーマンスをしたり、自信をもって失敗しても最後までやり遂げていたのがとても印象に残りました。私も文化祭の時に自信をもって表情や立ち方、発言、動きをする時に、役を最後まで演じ切りたいです。」
「私は、今日のサーカスを見て、言葉を使わなくてもたくさんの人を笑わせたり、夢中にさせたりできていて凄いと思いました。初めは、何をするのか全然想像も付かなかったけど、いろいろな人を巻き込んで楽しませていて、アドリブとかも凄いと思いました。見ていて凄く面白かったです。」
「最初から、児童生徒を巻き込んだ面白いパフォーマンスをしてもらって、そこからずっと笑い、びっくりしっぱなしで、本当に面白かったです。特に、最初に出てこられた、牛乳のマジックの方の動きや表現が個性的で面白かったです。あと、バランス系(一輪車や板)は、とても心臓がドキドキして、緊張しました。」
「僕は、ミラクルイリュージョンサーカスの皆さんの公演を見て、純粋に、個々の個性が強く、大きくて、派手なところから、布やボールのような小さな物まで、全てを生かしたサーカスで、どれもキラキラしているなと感じました。また、見ている人の視点を動かしたり、表情や小さな声の一つ一つで、どんな物もとてもビッグに見えるようにしたりして、まるで魔法のようで凄いと思うとともに、美しいなとも感じました。」
この公演を見た後の文化祭練習では、「この前のミラクルイリュージョンサーカス凄かったなあ。感動したわ。」といった台詞が劇に追加された学年がありました。子どもたちの中に、この日のパフォーマンスが強く心に残っていたのでしょう。
TEAMパフォーマンスラボの皆様、ハラハラドキドキの楽しい時間をありがとうございました。