中丹駅伝大会 チーム一丸!

 「チーム一丸」は、昭和60(1985)年に、プロ野球の阪神タイガースを21年振りのリーグ優勝と球団史上初の日本一に導いた吉田義男監督が、幾度となく口にしていた言葉です。10月11日(土)に、綾部市豊里コミュニティセンター周辺コースにて行われた、第75回中丹中学校総合体育大会第33回駅伝競走大会では、正に「チーム一丸」を感じさせる場面がたくさんありました。

 今回の大会には、団体として女子5名が1チーム、オープンレースに男子1名・女子2名の計8名が出場しました。9年の選手が2名エントリーしていました。中学校の陸上競技の大会に出るのは、これが本当に最後となるので、大会にかける意気込みには、並々ならぬものがありました。

 まずは、駅伝大会に出場しない部員、オープンレースに出場する選手も含めて、全員でウォーミング・アップを行いました。そして、円陣を組むと、「三和中ファイトーッ!」「オーッ!!」という力強い声を上げました。その後、互いに気合いを注入し合いました。スタートが近付くに連れ、「緊張する。」と言う選手が多くいました。

 スタートの号砲とともに、女子レースが始まりました。沿道から応援の声を送りました。選手たちは、みんな自分の力を出し切って走り、懸命にたすきをつなぎました。

 最終の第5走者がゴールを駆け抜けると、沿道から一際大きな拍手が起こりました。見事にたすきをつなぎ、最後まで走り切ることができました。選手の皆さんの清々しい笑顔、やり切ったという涙が印象的でした。

 続いては、オープンレースです。オープンレースは、女子レース、男子レースの後に行われるので、もう一度ウォーミング・アップが必要でした。それを、レースを走り終えた選手も、出場しない部員も含めて、三和チーム全員で行っていました。今日最も「チーム一丸」を感じたのがこの場面でした。

 オープンレースがスタートしました。狙うは自己新記録です。途中で他校の選手と激しく競り合う場面が見られ、応援に力が入りました。

 ゴールして倒れ込む姿に、そのがんばりが表れていました。

 この日出場した選手は、全員が自己新記録を出すことができました。練習の成果が出せて、みんなとても喜んでいました。

 選手の皆さん、本当にお疲れ様でした。皆さんのがんばりとチームの絆を見せてもらいました。

 ご家族の皆様、当日まで選手を支えてくださるとともに、当日の応援にも来てくださり、ありがとうございました。

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