2年三和創造学習「市立図書館三和分館見学」

 10月9日(木)に、2年生が三和創造学習の一環で、福知山市立図書館三和分館を見学しました。「①地域の公共施設を使用する際のルールを理解し、守って使用する。/②詩の本を楽しむ。」というのが、今回の学習の目標でした。

 福知山市立図書館三和分館は、令和6(2024)年1月に、千束の旧・三和会館から市役所三和支所2階への移転してリニューアル・オープンしました。

 学園から徒歩で三和支所へ向かいました。みんなであいさつをして入館し、奥の板の間へ移動しました。

 まず、○×クイズ形式で図書館のルールについて分かりやすく教えていただきました。

①図書館は、本を読んだり、いろいろなことを調べることができる場所だ。 答え:○

②図書館で本を借りるときに使うカード(利用券)は、子どもでも作れる。 答え:○

③図書館で話すときは、みんなが聞こえるような大きな声で話す。 答え:×

④本を読むときは、手を洗って、濡れた手でページをめくる。 答え:×

⑤本のページが破れていたら、自分でセロファンテープ使って直す。 答え:×

⑥図書館の本は、読み終わるまで借りることができる。 答え:×

⑦図書館の人は、学校の宿題の答えを教えてくれる。 答え:×

⑧図書館には、借りることができない本もある。

⑨読みたい本が見つからないときは、図書館の人に聞くといい。 答え:○

⑩三和分館には、有名な絵本作家さんが、三和をテーマに描いたオリジナル・イラストがある。 答え:○

 三和分館は、「小さな子どもに優しい図書館」を目指しています。2年生が座っている板の間の「絵本コーナー」は、小さい子どもがハイハイできるようになっています。靴を脱いで入館するのもその一環だとのことでした。本は、作家名が「あいうえお順」で並べていて、検索しやすくしてあるとのことでした。

 ここからは、2グループに分かれて見学を行いました。本がどのように分類されているか、自習できる机や椅子があること、おむつ替えスペースがあること、借りたい本を検索できるコンピューター端末があること、そして、多くの作家さんがサインや色紙などを残してくれていることなどを知ることができました。子どもたちは、聞き取ったことを一生懸命メモしていました。

 質問コーナーでは、子どもたちから次のような質問が出され、丁寧に答えてくださいました。

Q1「絵本は、何冊ですか?」 → A1「6千冊です。」

Q2「掃除の道具は、何ですか?」 → A2「ほうきなどです。雑巾で窓拭きもします。」

Q3「調べたいものは、何でも調べていいですか?」 → A3「いいです。」

Q4「6千冊の本を書いた人は、何人くらいですか?」 → A4「本の数と同じくらい作家さんがいます。」

Q5「借りられない本は、なぜ借りられないのですか?」 → A5「借りられない本は、『調べる本』なので、図書館に1冊しかないことが多いです。だから、本を使って調べられなくなるので、貸し出していません。」

Q6「本の背にある『8』とか『9』とかの数字は、何ですか?」 → A6「本の分類の番号です。」

 質問コーナーに続いて、ブック・トークで、いろいろな本を紹介してくださいました。教科書に載っている話ですが、教科書版よりも挿絵が多いということを知りました。それぞれがとても面白そうな本なので、子どもたちから、「早く読みたい。」という声がたくさん上がっていました。

 そして、子どもたちが楽しみにしていた読書の時間が来ました。子どもたちは、読みたい本を手に取って読み始めました。本に親しむ素敵な時間が流れました。

 最後に、代表児童に合わせて、みんなでしっかりとお礼を言いました。福知山市立図書館三和分館の皆様、お忙しい中見学をお世話になりありがとうございました。

タイトルとURLをコピーしました