7・8年 地域調べ発表会

 9月24日(水)に、7・8年合同で地域調べ発表会を行いました。今年は、戦後80年の節目の年に当たるので、三和地域に住むご遺族の方又はそのご家族の方、紛争地域で国際貢献をされていた方、平和の象徴である「アンネのバラ」を全国に届けておられる方など、多くの方から聞き取りを行い、皆様の「戦争への思い」、そして、生徒自身の「学び・考えたこと」を織り交ぜてまとめたものを発表し合いました。

 お話を聞き取らせていただいた皆様も招待し、大々的に発表会を開くことができました。

 生徒たちは、かつての戦争で起こった様々な出来事や、話を伺った皆様の思い、それを聞いて学び考えたことを皆で共有するとともに、更に自分の考えを深めることができました。この発表会後に行われた、7~9年ランチルーム交流給食でも、発表内容について生徒同士の話題に上がっていました。

 発表後、吉田地域講師が、三和地域の遺族会が発行された『終戦80年記念誌 三和 平和の語り部 「いのち永遠に」』や、広島で原子爆弾の被害に遭われたという六人部の方から聞き取った話をもとに、綾部の高校生によって制作された紙芝居『つなぐ -ヒロシマから未来へ-』を紹介されました。自分たちの地元でこのようなことがなされていたのだということが分かって、生徒たちの学びがより深まったことでしょう。

 招待した皆様からは、「(私の話を)本当によく聞いてたんだなあと感心した。」「生徒の皆さんの学びが伝わる良い発表会だった。」という有り難いお言葉を頂きました。

 生徒たちがまとめたものは、11月5日(水)に開催する第7回文化祭に展示します。お越しの際は、是非ご覧ください。

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