9月18日(木)に、9年生が家庭科「幼児の生活と家族」の学習の一環で、三和こども園の園児と交流をしました。「幼児とのふれ合い体験を通して、幼児をはじめとする異世代にも関心をもち、様々な人に支えられてきたことに気付く。/準備や体験を通して、家族をはじめとする他の人との関わりの中で、自ら主体的に行動することの大切さに気付く。」というのが学習の目的です。
うさぎ組に行く生徒はうさぎの名札、くま組に行く生徒はくまの名札、ぞう組に行く生徒はぞうの名札を付け、いざ三和こども園へ。
園へ入ると、何と9年生が菟原保育園5歳児クラスだった時に担任だった先生と再会。生徒も先生も予期せぬサプライズに感動しきりでした。こんなこともあるんですね。






この日は、とても蒸し暑かったので、「雨の日の交流」を行うことになりました。各教室では、園児たちが待ってくれていました。代表生徒が、「今日を楽しみにしてきました。仲よく遊びましょう。」とあいさつし、続いて生徒一人一人が「○○○○です。よろしくお願いします。」と、園児たちに伝わるようにゆっくりハッキリと自己紹介を行いました。
いよいよ園児との交流の時間です。うさぎ組(3歳児クラス)では、絵本『できるかな?あたまからつまさきまで』の読み聞かせとお絵描きをしました。絵本の読み聞かせでは、園児たちが動物の動きを真似しながら楽しそうに聞いていました。お絵描きでは、園児たちのリクエストに生徒が応えながら、動物や花、新幹線などを描いていました。






くま組(4歳児クラス)では、クイズと紙飛行機作りを行いました。クイズでは、「体が黄色くて首が長い動物はな~んだ?」「鬼は鬼でもご飯でできた美味しい鬼はな~んだ?」といった問題が出されていました。園児たちが瞬時に正解を答えるので、あっという間に終わって紙飛行機作りに移行しました。園児と生徒で、長い距離を飛ぶようにするため、工夫しながら何機も作成していました。






ぞう組(5歳児クラス)では、シルエット・クイズと椅子取りゲーム、ハンカチ落としを行いました。黒いシルエットの動物が何かを当てるクイズでは、園児たちが次々テンポ良く答えていました。椅子取りゲームは、大変盛り上がり、余りの面白さに園児たちが第2回戦をリクエストしていました。続くハンカチ落としでは、初めて行う園児が数名いましたが、ルールや進め方を理解すると、とても楽しんでいました。






園児も9年生も、終始笑顔一杯で交流していました。終わりの際には、大きな声でお礼の言葉をもらったり、ハイタッチを交わしたりしていました。
終わりの会では、代表生徒が「一緒に遊べてとても楽しかったです。」とあいさつを行いました。園児たちからも大きな声で「ありがとうございました!」と言ってもらえ、笑顔で見送ってくれたことで、9年生がとてもうれしそいうにしていました。本当にありがとうございました!



三和学園に戻ってから、各グループで交流を振り返りました。「話してくれなかったらどうしようと思っていたけど、たくさん来てくれて、話してくれた。」という言葉が聞かれました。皆、満足のいく交流ができたことを喜んでいました。
一人一人感想を書き、模造紙に貼り付けていきました。この寄せ書きの完成版は、11月5日(水)の文化祭にお目見えしますので、お越しの際は、是非ご覧ください。


