11月21日(木)に、3年生が韓国のサムルノリ体験をしました。ちょうど国語科の学習で『3年とうげ』という韓国の民話を学習しているところなので、より異文化理解を深めようということで行いました。
韓国には、各地の村に伝わってきた伝統的な音楽である農楽があります。種まきや収穫の祭り、様々な儀式の際に野外で演奏される農楽を、屋内向きに編成したのがサムルノリという新しい音楽です。ケンガリ、チン、チャンゴ、プクの4種類の楽器で演奏されることから、サムル(4つの)ノリ(遊び)と呼ばれています。
3年生は、サムルノリの4つの楽器の中から、チャンゴを演奏しました。チャンゴは、砂時計のような形の太鼓です。まず、バチの持ち方、叩き方を習い、練習しました。両手で左右両面を叩く「ドン」、左手で左面を叩く「クン」、右手で右面を叩く「タ」、そして、左手で右面を叩く「ク」という打法を練習して、リズムに合わせて演奏しました。下にサムルノリのリズムを載せておきますので、皆様も是非やってみてください。

演奏は、チンという中国のドラに似た打楽器の一打と、ケンガリという鐘の後に始めます。担任は、プクという太鼓でリズムを刻みました。
子どもたちは、左手で右面を叩くという「ク」の打法に苦労していました。しかし、「ドン、クン、タ、クン。」「ドン、タ、タ、ク、タ、タ。」とリズムを唱えながら練習を重ねるうちに何となくできるようになってきました。最後は、サムルノリの3つのパターンを演奏することができました。









異文化理解は、体験から入るのが一番だという吉田地域講師の言葉に納得しました。3年の子どもたちは、楽しみながら異文化理解ができたのではないでしょうか。