10月2日(水)に、2年生活科の学習で、公共の交通機関を使って福知山市立図書館中央館へ行きました。
まずは、細見千束のバス停から綾部駅へ向かいました。運賃を支払って降りるのですが、中には運賃を出し忘れて降りてしまい、慌てて戻って支払う児童もいました。でも、これも貴重な経験です。



次は、綾部駅から電車で福知山駅までの切符を買います。財布からお金を取り出し、必要なボタンを押し、切符を購入します。みんな、これまでの人生で初の切符購入でしたが、全員が切符を手にすることができました。プラットフォームに電車が入ってくると、ボタンを押してドアを開け、順序よく乗り込みました。他のお客さんがいるということを意識しながら静かに行動していて、感心しました。









いよいよ今日のメインである市立図書館中央館の見学です。本を閲覧するコーナーの工夫だけでなく、障害のある人や外国の人が利用しやすいよう、いろいろな工夫をしていることを知りました。



自動化書庫という、ロボットが管理するエリアを特別に見学させていただきました。「ロボット」という言葉に鋭く反応した子が多く、微笑ましかったです。14万冊の蔵書の中から、注文した本を素早く選んで出してきてくれるロボットの動きに、みんな見入っていました。



質問コーナーでは、子どもたちの質問に丁寧に答えてくださいました。中央図書館には26万9000冊の本があることや、本の貸し出し以外に読み聞かせなどのイベントを行ったり、本の修理をしたりしていることなどを知りました。
中央図書館で一番厚い本は……『六法全書』で6426ページ! では、一番薄い本は……『絵巻えほん』シリーズで、何と1ページ! また、大きな本、小さな本なども見せていただき、あっという間に時間が過ぎました。






最後に代表児童がお礼の言葉を述べ、全員でも「ありがとうございました。」と挨拶し、図書館を後にしました。スタッフの皆様、どうもありがとうございました。



帰りは、福知山駅から細見千束行きのバスに乗ります。整理券を忘れず抜き取ってから乗り込み、降りる時は、スムーズに運賃を支払っていました。






今日の僅かな時間で、みんな少し頼もしくなったな、と感じました。