7~9年三和創造学習 「地域に学ぶ講座」で大いに学ぶ

 7月9日(火)に、7~9年生が森の京都DMO代表の塚脇和(つかわきかず)様より、地域で学ぶ講座をお世話になりました。「地域で学ぶ講座」とは、「先進的な地域づくりの取組を聞くことを通して、地域づくりを進める上での考え方や姿勢を学び、三和の地域づくりを考えるきっかけとする。」いうのが主な目標の三和創造学習です。

 今日講師をお世話になった「森の京都地域振興社(森の京都DMO)」は、観光や旅行などを通じた地域振興を行う組織です。気になる「DMO」とは、「観光地域づくり法人」のことで、「Destination Management Organization」(目的地としての地域をマネジメントする組織)という意味と、「Destination Marketing Organization」(地域の価値を外部に提供する組織)という二つの意味があるとのことです。もっと気になる「どんな仕事をしているのか?」は、地域にどんな価値があるのかを知り、商品・プログラムを造成し、観光客の受け入れ態勢づくり(ガイド育成など)です。三和町でも、川合・細見・菟原地区を巡るサイクリングなどに取り組んでいます。「地元に密着した忘れられない一日」を高付加価値として提供しているのだそうです。

 京都市の鴨川で野生の鹿が目撃されたことを報じた大手新聞社の記事を紹介するとともに、企画を作るときに考えているのは、「地域の当たり前 よそではびっくり仰天かも?」という「中のものを外の視点で捉えること」だそうです。そこを出発点にして、「どう説明すれば行きたくなるのか?」「誰に説明すれば行きたくなるのか?」を考えていくそうです。まず、自分自身が「めちゃくちゃおもろい すごい かっこいい」と思えるものなら、人に来てもらえるチャンスがあるかも?と考えるということです。

 話を聞いていて一番心に響いたのは、「人は、何かをめちゃくちゃ面白い!と思っている人を見るのが好き」という言葉でした。「『人』もコンテンツ」だとおっしゃっていましたが、「『人』こそコンテンツ」なのだと思いました。7~9年生にとって、将来の仕事選びに生かせるお話でした。ありがとうございました。

 

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