4月からはじまった令和5年度ですが、本日終業式をむかえました。
始業式はまだ5類への移行前でしたので、テレビ放送でしたが、
今回は体育館に全校生が集まる4年ぶりの終業式となりました。
全校生同じ場で歌う校歌も4年ぶりです。
「校歌を歌いましょう」という司会のアナウンスを聞いて、子どもたちは驚きでザワザワとなりました。
式の際に体育館で校歌を歌うことが初めてであり、
その子たちにとってはそれは当たり前のことではなかったのでしょう。
しかし、みんな美しい歌声で校歌を響かせていました。
そこはコロナ前からの美濃山小学校の変わらないところでした。
校長先生からは、「3つの車」のお世話にならないようにしましょう。
とお話がありました。
低学年のお友達からも、「パトカー」「救急車」「消防車」という声が上がっていました。
水の事故、交通事故など、
夏休み、開放的な気分になると事故の危険性も増します。
ご家庭でも十分にお話いただきますように、よろしくお願いします。
生徒指導部の宮本先生からも、夏休み中の過ごし方についてお話がありました。
みんな姿勢よく、しっかりと聞いている姿がとても印象的でした。
本日は「あゆみ」をお渡ししています。
思ったよりもよかった人や、そうでなかった人もいると思います。
「あゆみ」は1学期のがんばりを示すとともに、
2学期へ向けて、次にどこをがんばるかの道しるべにしていただければと思います。
現在の評価は、テストの点数のみで決まるものではなく、
実技・ワークシートやポートフォリオ、話合いの様子や振り返りシートなど、
いわゆる「パフォーマンス課題」を加味し、
「知識・技能」や「思考・判断・表現」を評価しています。
また「主体的に学習に取り組む態度」においては、学習過程における
「自己調整力」と「粘り強さ」の2軸を中心に総合的な評価しています。
かつての習ったことをどれだけ覚えていられるか、正確に再現できるかといったインプット中心の学力から、
得た知識や技能を用いて、「何を考え、どう判断し、どう表現するか」といった学習のプロセス等、
アウトプットの学力がウエイトを占め、
インプット、プロセス、アウトプットの総合的な力をつけていく学習をおこなっています。
特に、「思考力、判断力、表現力」においては、一朝一夕につく力ではありませんので、
よりたくさんの本を読んだり、他者からの様々な話を見たり、聞いたり、
さまざまな生活体験から経験を重ねていくことで、深まっていくものでもあります。
考えたことを、他者に伝えるためには、話したり、文章にしたりして
相手にわかるように伝えることも大切です。
学校教育においても、すべての教科・単元でそういった活動を積み重ねていますが、
こと夏休みにおいては、日ごろ体験できないようなことにも触れられる機会でもあります。
また、なにか目標を決めて、チャレンジしていただくことで、
自己調整力や、粘り強さといったことも考えられる機会であると思います。
「あゆみ」を一つの機会として、2学期からの学習について、
ご家庭でもお話いただき、
夏休みの機会を利用していていただければと思います。
そして夏休み明け、みんなが元気いっぱいに美濃山小学校にもどってきてくれることを
楽しみにしております!!
日ごろから本校の教育活動にご支援、ご協力いただき、ありがとうございます。
2学期からもよろしくお願い申し上げます。