ごあいさつ
「よく学び、より鍛え、よりよく挑む」児童生徒の育成
4月の声が聞こえるとともに気温が上昇し、今年も桜が見事に見ごろを迎えました。心待ちにした春の訪れの中、新年度が幕をあけました。今年度もよろしくお願い申し上げます。
京都府立舞鶴支援学校行永分校は、京都府立舞鶴こども療育センターの移転に伴い、北吸分校と平成28年に統合されてから9年目、そして、本校が開校20周年を迎えるのに伴い、行永分校としてのスタートから20年目の節目を迎えました。隣接する独立行政法人国立病院機構舞鶴医療センターに入院、または、京都府立舞鶴こども療育センターに入所している病弱・肢体不自由の児童生徒がともに学ぶ学校です。子どもたちが毎日元気に登校し、笑顔いっぱいで学習して生き生きと学校生活を送ることができるよう、隣接する両センターと緊密に連携し、それぞれの子どもが自分らしくその力を発揮して生活できるよう努めてまいります。また、子どもたちの状況を丁寧にアセスメントし、個別の指導計画に基づいて、基礎基本を大切にしながら個に応じた指導を行います。さらに、舞鶴支援学校本校と一体となって進める学校運営協議会等において各方面から学校と地域をつなげる様々な御提案と力強いエールをいただき、舞鶴の人・文化・環境等の多様な資源を存分に活用しながら、子どもたちのよりよい自立と社会参加の実現に向けて教育活動を進めてまいります。
令和6年度は小学部1名、中学部3名の新入生を迎えました。本校の校訓「よく学び、より鍛え、そしてよりよく挑め」の言葉にあるように、学びの場としての役割はもちろんのこと、様々な視点から子どもたちを磨き、高め、新たなことにも臆せず立ち向かっていく力をぜひ育てていきたいと考えています。 今年度も保護者の皆様をはじめ、医療、地域、関係機関の皆様のより一層の御協力と御支援を切にお願いし、御挨拶とさせていただきます。
校 長 山本 直之