自分の体が逆さまになることを不安に思うのは、当然のことです。
ましてや、自分で体を逆さまにすることは、相当な勇気も必要です。
前転にチャレンジしている児童は、そんな自分と闘いながら練習に取り組んでいます。
指を大きく開いた手のひらと頭をマットにつき、少しずつ腰を高く上げていきます。体が倒れないようにバランスを取ります。
そしてここからが最後の難関。両足で強くマットを蹴って前転するところです。
横に倒れてしまわないよう、バタンと背中を打たないよう、両手で体を支えながら背中を丸くして、勇気を出して、エイ!!・・・できた!!!
繰り返し練習し、不安を乗り越えた児童は、達成感に満ちた表情でした。