避難訓練と献花

10月4日(金)、中間テスト後に避難訓練を行いました。
今回の避難訓練は「予期できない地震発生時に冷静に避難すること」を目的として、
今週はじめに「今週どこかで避難訓練(地震→火災発生)を実施すること」を生徒に伝え、
事前に避難経路や避難中に大切にすることなどを各クラスで確認しました。
そして、本日の3時間目の学活の時間に「緊急放送」を入れての実施でした。

雨天のため避難場所をグラウンドから体育館に変更したことで、事前に確認した避難経路とはちがった経路を使用しました。
そのことを受け、講評の際には次のような話をしました。

 ① 事前に確認した避難経路(グラウンドに出る)とはちがった経路を通った。今回のように天候や火災の発生場所によって、避難経路は流動的に変わること。
 ② だからこそ、教師(大人)の指示や話を聞く力が大切であること。
 ③ 避難の際には出口に人が集中し、すぐに外に出られないことがある。そのときに、自分勝手なことをせずに行動することが、自分も周りの人の命を救うことに繋がること。
 ④ そのためには、心構え【お(さない)・か(けない)・し(ゃべらない)・も(どらない)・す(ばやく動く)・き(く)】が大切である。

いかに”本番”を想定して準備しておくか・・・避難訓練だけではなく、勉強や行事・部活動など日々の生活にも生かせそうな考え方ですね。

放課後には生徒会本部役員が献花を行いました。
この取組は、過去に久御山中生徒が事故に遭い命を失った出来事を受けて、毎年この時期に行っています。その事故がきっかけで、本校では自転車登下校の際のヘルメット着用が始まりました。

ルールを守ることは、自分を守ることにも繋がります。

全校みんなでさまざまな視点から安全について考える1日となりました。