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普通科だけど、普通じゃない。 ~私が変わる、美術で変わる。~

 美術を学べば、世界の見方が変わります。
 多様な美術の体験の中に人生をおもしろくするヒントが散りばめられています。
 亀岡高校美術・工芸専攻は「みる・さわる、感じる、考える、表現する」を3年間とことん学び、
 自分の未来を広げる場所です。

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1 基礎・基本を学ぶ

 造形的な視点で対象を捉えること、主題を生み出すこと、発想し構想を練ること、創意工夫して表現すること、これらは創造活動の基礎・基本です。3年間の学びを通してあらゆる表現活動に必要となる目と頭と手を育てます。
 1〜2年次はデッサンを繰り返し、表現力の軸となる観察力や描写力を身に付け、色彩理論や構成に関する理解を深めながら、油画表現を中心に作品制作に取り組みます。陶芸や彫刻、立体造形も体験して表現の幅を広げ、3年次には希望ごとに油画、デザイン、映像、イラストレーション、立体(彫刻・工芸)、陶芸などの各分野に分かれて自己表現を探究します。
 Saturday Open Studio(土曜実技講習)、夏季実技講座など授業以外の時間も活用して身に付けた力は、社会のあらゆる場面で役立ちます。卒業生の多くは美術系の進路を選択しますが、美術系以外の四年制大学、短期大学、専門学校、就職など多岐に渡る分野でもその力を発揮し、活躍の場を広げています。美術・工芸専攻は生徒一人一人の希望に合わせて進路実現を徹底サポートします。

2 少人数だからできる多様な学び

artcraft_daiozaki.jpg年に一度ガレリアかめおかで開催する美術・工芸展や、3泊4日で風景画を制作する写生研修、本物の作品に触れて感性を磨く美術館研修、芸術系大学との連携したキャリア教育、特別講師を招いた授業など、独自の取組を多数実施しています。
 多様な学習の機会を通して、個々の生徒の興味・関心の幅を広げるとともに、生徒同士、そして生徒・教員の相互の信頼と理解を深め、一人一人が個性を最大限発揮し、得意分野の力を伸ばすことのできる学習環境を用意しています。

3 地域で学ぶ、地域に学ぶ

 毎年実施している亀岡市内の小学校とのパートナースクール事業では、生徒が児童に絵の描き方を教えに行きます。また過去には、京都第二赤十字病院小児病棟の壁画制作、亀岡市の看板やサンガスタジアム周辺の商店街を彩るのぼりのデザイン、保育園での紙芝居制作と読み聞かせボランティアなどの活動にも取り組んできました。
 地域と連携した活動や、地域の人々との交流は、美術と社会の関わりを学ぶとともに、コミュニケーション能力を培い、生徒がさらに大きく成長する機会となっています。

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