持続可能な社会をつくっていく上で、地球環境を守ることは最も大切な課題のひとつです。 本校は豊かな自然環境にめぐまれ、地球環境問題に取り組む象徴となっている「京都議定書」発祥の地である国立京都国際会館が身近にあります。このような条件を生かし長年にわたって生徒・教職員が一体となって環境保護活動に取り組んできました。これまでに環境大臣、環境省、京都府、京都市から表彰を受けてきました。
▋環境委員会による環境保護活動
環境保護活動は、クラスから選出される環境委員を中心に取り組んでいます。ミミズが生ゴミを食べてできた堆肥や雨水・地下水を利用して植物を育てたり、近隣の河川の生物を調査したりしています。ゴミの分別によりゴミを減らすことや節電を呼びかけることもしています。
▋地域とむすぶ環境教育
近隣の大学や研究機関、小学校などと連携した授業もあります。環境問題を学び、討論し、自分たちのテーマを設定して探究していく授業を通して、環境問題に対する意識が高まり、課題解決力や表現力を高める取り組みとなっています。
<主な環境保護活動>
・ミミズ堆肥を用いた草花の栽培(地域の駅や施設に寄贈)
・京都ゆかりの希少植物の栽培(フタバアオイ、キクタニギク、フジバカマなど)
・渡り廊下いきものクラブ(カブトムシ・長代川の川魚の飼育)
・大気、水質調査(校内の大気調査、近隣河川や池の水質・生物調査など)
・各クラスにおける環境チェックの実施(節電節水、ゴミ分別など)
・太陽光発電(年間発電量の公表と節電啓発)