6月19日(木)、1年生が丹後方面へ校外学習に行きました。
午前は「琴弾浜鳴き砂文化館」を訪れ、生物多様性や海洋ごみについて学びました。漂着物の写真や実際の数字を目にし、その多さに驚いていました。また、砂の中から微小貝や石英を見つけて、「かわいい!」と嬉しそうな表情を浮かべていました。
その後、琴引浜のキャンプ場で仲良く昼食をとり、琴引浜を実際に歩きながらの実習が行われました。全長1.8キロにわたる浜には人工物がなく、自然のままの姿が保たれています。砂の下70メートル以上にわたって鳴き砂が続いていることや、1500年以上の時をかけて積み重なった地層からなる断層や化石についての説明を、生徒たちは興味深く聞いていました。
実習の最後には、浅瀬で足を海に浸けて喜んだり、岩場でサワガニやヤドカリを見つけてはしゃぐ様子が見られ、海の自然を身近に感じる貴重な体験となりました。
天候にも恵まれ、海の美しさやありがたさを実感する一日となりました。代表生徒が感想に述べていたように、「この海を私たち自身で守っていかなければならない」と感じさせられる校外学習となりました。

