台湾の生徒と文化交流

5月28日、台湾の文昌中学校から生徒31名が本校を訪れ、さまざまな文化交流を行いました。

開会セレモニーでは、英語部の生徒が司会を務め、お互いの校歌を披露し合うところから交流がスタートしました。本校の首席副校長からのあいさつや、3年生の代表グループによる福知山市や本校の紹介で台湾の皆さんを歓迎しました。

3時間目の授業で、2年生は「海を守る」をテーマに、台湾の生徒が用意したクイズや発表を楽しみました。その後、附属中生が『浦島太郎』の絵本を英語で読み、美しい海を守るために大切にしたいことについて、考えを意見交換しました。

4時間目の授業で、1年生はスポーツを通じて交流しました。日本文化のひとつであるラジオ体操を一緒に行った後、メディシンボールリレーやドッチビーで日台混合チームによる対戦を行いました。英語やジェスチャー、笑顔を交えて積極的に声をかけ、楽しい時間になりました。更衣室での会話も思い出深いものとなったようです。

午後には、3年生が「JAPAN EXPO」を開催。浴衣体験、日本語講座、地理・歴史クイズ、琴引浜の鳴き砂体験、日本の遊びなど、各ブースを準備し、日本文化の魅力を伝えました。台湾の生徒たちも、明るく積極的に活動に参加してくれたため、会場は活気に満ちていました。

閉会式を終えた後は、全員でバスを見送りました。本校生徒の温かなおもてなしの心と、コミュニケーションを楽しもうとする姿勢に、台湾の生徒や先生方からは「とても嬉しかった」「来年もまた来たい」との声が寄せられました。

今回の文化交流を通して、生徒たちは国や文化の違いを越えて心を通わせる喜びを実感することができました。来年度の再会を、今から待ち遠しく感じています。

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