メガホンレポートvol.12 〜ベゲテーブルが平野屋笑店街スマイルフェスタで枝豆コロッケを100個以上売った秘訣とは?〜

こんにちは!みらい楽Ⅲの広報担当チーム「メガホン」です。

今回は、規格外野菜の消費増を目指すグループ「ベゲテーブル」についてのお知らせです!

ベゲテーブルは10月20日(日)に、舞鶴市平野屋商店街で行われたスマイルフェスタで、泉食料品店さんとはるまる農園さんとのコラボ商品を販売しました。フェスタでは、規格外の枝豆を使った枝豆コロッケを売りました。

今回はベゲテーブル代表の足立さんにフェスタでのベゲテーブルの活動についてインタビューをしてみました!

ーーまずは枝豆を使う料理の中で、コロッケを選んだ理由を教えてください。

 コロッケはイベント中に持って食べやすいことと、コロッケを揚げる匂いで多くのお客さんを呼び込めることです!このようにコロッケには、お客さんの購買意欲が上がる要素がいくつもあるのでコロッケを選びました。

ーー枝豆の種類はいろいろありますが、なぜ「紫頭巾」を使おうと思ったのですか?

 中丹地域で育てられている「京のブランド産品」である紫頭巾の知名度をあげたかったということと、ちょうど紫頭巾の旬だったからです。

ーー考え抜かれて「紫頭巾」の「コロッケ」にしたんですね!収穫から調理販売までの過程の中でどんなことが大変でしたか?

 3、4人で、20株収穫したのですが、その1株1株が結構大きくて、運ぶのが大変でした。また、1株に枝豆が40個以上も!ついていたので、それを地道に取っていく作業が結構大変で、4時間もかかりました。

ーー規格外の枝豆を美味しいと思ってもらうために、調理の点でどんな工夫をしましたか?

 枝豆の味を味わってもらうために、調味料(塩胡椒、味噌など)の量を何度も変えて試作しました。調味料の量は多過ぎず少な過ぎず、枝豆の味がしっかりと感じられるコロッケができたと思います!味の濃いジャガイモの代わりに味の薄いおからを使ってコロッケを作ることで、枝豆の味を引き立てることができました。

 また、味見を何回もして、美味しいコロッケを作れるよう試行錯誤しました。コロッケのタネは揚げる前に美味しければ、揚げた後も絶対美味しいということを発見したので、揚げる前に何度も試食して、調理しました。

ーー当日はどんなことが大変でしたか?

 200個近くのコロッケを4、5人で作ったことですね。ずっと立ちっぱなしだったので、足が疲れて大変でした。それにコロッケは工程がたくさんあるし、揚げる工程では上手く衣をつけるために集中しなければならなかったので揚げる工程が特にハードでしたね。

ーー100個以上のコロッケが売れました。なぜ、たくさんのお客様に買ってもらえたのだと思いますか?

 ベゲテーブルのグループ員や、ボランティアとして来てくれたクラスメイトが、積極的にチラシを配りに行ったり、商品の良さをアピールしたりしたことがたくさんの人に買ってもらえた1番の要因だと思います!また、高級枝豆である紫頭巾を使うなど、その場でしか食べられない「特別感」をアピールしたことも良かったのかなと思います。結果的にたくさんのお客様に買ってもらえましたが、反省点もたくさんあったので、そこを次回に活かしていきたいです。

 インタビューにもあるように、スマイルフェスタでは、ベゲテーブル以外のクラスメイトもボランティアとして参加し、調理班と接客班に分かれて精力的に活動しました。また、収穫から調理販売まで、ベゲテーブルが手がけて枝豆コロッケを作ることができました。そして、たくさんのお客様にコロッケをお買い上げいただけました。

 スマイルフェスタを終えたベゲテーブルのメンバーからは、「収穫から調理・販売までの工程を自分たちですることができたのは貴重な経験だと思う。今後の企画に活かしていきたい。」「販売時に配布したアンケートへの回答率が低く、規格外野菜への関心度が上がったか不明瞭だ。次のイベント時にアンケートを行う時は、回答をしたくなるような工夫をしたい。」などの声が上がっていました。また、ボランティアに参加した生徒は「コロッケを買った後に『美味しいね』と言ってくださったお客様がいて、嬉しかった。」とも話していました。

 これからのベゲテーブル、そしてみらい楽Ⅲの活動にご期待ください。

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