屏風鑑賞 尾形光琳「風神雷神図屏風」・酒井抱一「夏秋草図屏風」

 10月26日(水)と27日(木)に、東京国立博物館学芸員の小島有紀子氏を講師としてお招きし、美術の授業で屏風鑑賞を行いました。今回鑑賞した作品は、尾形光琳作「風神雷神図屏風」および酒井抱一作「夏秋草図屏風」です。中学3年生の美術では小島先生の発問を通して、屏風をみてそれぞれが感じたことなどについて感性と想像力を最大限に働かせながら語り合い、作品を深く味わうことができました。
〈生徒感想〉
・風神雷神図屏風をさまざまなライトアップで見ることによってその時代の雰囲気を味わえたり、実際にどのように昔の人たちが使っていたかを想像することができた。また、風と雷を表す植物が描かれた夏秋草図屏風は、酒井抱一がどれだけしっかり、表の絵を見て、描いたものなのかが伝わってきた。また、裏表にそれぞれの意味を込めた絵が描かれていることに対して、持ち主もとても気に入っていて大切にしていたのではないかなと思う。
 今度の研修旅行の自由行動で、私は東京国立博物館に行きます。教えていただいた夏秋草図屏風の群青色であったり、老猿など本物をさらにたくさん味わいます。芸術に興味があるので、今回の屏風もとても面白かったし、本物を見に行くのもさらに楽しみになりました。

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