
8月3日、「校務基礎(著作権) 」をオンラインにて実施しました。ICT教育推進課の 池田 武 ICT教育推進アドバイザーを講師として、学校における著作権について講義を行いました。
ICTを活用した教育推進の社会的背景を確認した上で、著作権制度や著作権法第35条についての説明がありました。また、生成AIの著作権や教材を作成する上での留意点が示されました。

校内での授業の様子を撮影する際は、児童生徒自身の肖像権等に留意することはもちろんですが、校外での活動における写真撮影にも、歩行者や店員など、学校関係者以外の方が映り込む可能性がある場合などには、事前に声をかけるなどの配慮をしていこうと思いました。

一人一台端末の時代であるからこそ、教員である自分が気をつけるだけではなく、生徒自身が著作権を侵害する危険があることを念頭に置きたいと感じた。授業でICTを利用して検索等をさせる際には、より注意深く注意喚起を行いたい。

急速な社会制度の変革が進むなか、生成AIをはじめとした情報収集、共有の仕組みも複雑になっている。まずは教員として正しく、有効に活用できるよう、著作権の扱いを含めた情報リテラシーを、確実な力として身につけていきたい。その上で、普段の授業実践を通して生徒たちにも情報活用能力を育成していけるよう努めていきたい。