学校DX研修【初級】校務・授業基礎(Teams +情報セキュリティ)(集合研修)を実施しました!

 8月26日と27日、京都府総合教育センターと北部研修所で、京都府警察サイバー対策本部サイバー企画課対策防犯第一係長近藤勇二様と、京都府デジタル学習支援センター所員による学校DX研修「校務・授業基礎(Teams +情報セキュリティ)」を開催しました。

 講座では、前半に近藤様より、近年のサイバー犯罪の情勢やパスワード・データの取扱いについてご講義いただき、ワークショップを通してネットトラブル対策を学びました。後半では、Teamsの基本操作(投稿・リアクション)を体験した後、チーム作成時の情報セキュリティ上の注意点について学習しました。さらに、共同編集機能を活用し、「身の回りで起こったサイバー犯罪」をテーマに情報共有を行い、近藤様からコメントをいただきました。

●受講者の声

 サイバー犯罪、サイバー攻撃という言葉はよく聞くが、今日は、特に具体的な犯罪の手口や方法、近年の動向がよく分かりました。 詐欺の相手もどんどん様々な手口で、悪質化したり、海外からの攻撃もあり、さらにズル賢くなっているので、最新の情報を聞いたり学んだりしながら、被害に遭わないようにしていきたい。 

 サイバーセキュリティの特徴を改めて知ることができ、今後の生徒指導に活かせる内容であり、自身でも最新の注意をはらいながら、情報セキュリティーの意識を高めてSNSやインターネットを使用しようと考えることができた。具体的には、推測されにくいパスワードにすることやOSやソフトウェアを定期的にアップデートすることを怠らないようにしたい。セキュリティーソフトについても、惜しまずにアップデートしていきたい。

 Teamsアプリの「チームの参加の仕方」や「投稿と返信の仕方」・「メンションの仕方」を学び、チームの作成時の注意点としては、プロフェッショナルラーニングコミュニティの「プライバシー」は必ず「プライベート」を選択する事を学びました。  また、「パブリック」を選択すると、チームメンバー以外のファイル閲覧等が可能となり、セキュリティ上問題が生じるため、注意が必要であると感じました。

 普段会議では活用しているが特定のグループで情報共有したり、会話することで回覧等の手間が省けるので今後活用していきたい。 共同編集を使ったのは初めてで非常に便利なツールだと思いました。