8月1日(金)、「令和7年度 京都府DLCカンファレンス~デジタル学習基盤が創る学びの可能性~」を集合・オンラインのハイブリッド形式で実施し、合わせて125名の参加がありました。
「京都府DLCカンファレンス」は、第2期京都府教育振興プランに掲げる「新たな価値を創造する力」の育成や「豊かな学びの創造」に向けて、ICTを活用した新しい授業デザインを学ぶ機会と教育DXの推進を目的に企画されました。
当日は、午前に第1部の基調講演、午後に第2部のテーマ別分科会と第3部のワークショップを実施し、最新の教育動向や様々なICTの活用方法を多くの教職員の皆さんと共有する機会となりました。また、今年度は高等学校DX加速化推進事業(DXハイスクール)「京都府による域内横断的な取組」の関連事業として、京都市立学校と一部の私立高等学校の教職員の皆さんも出席されました。


主な内容
【第1部】講演
「デジタル学習基盤を活用した学習者主体の授業をデザインする―学習者が自分事として学ぶ授業の実現に向けて―」
放送大学 准教授 小林 祐紀 様
【第2部】テーマ別分科会
・エバンジェリスト実践発表「小学校/中学校」
ファシリテーター:株式会社Doit 代表取締役 土井 敏裕 様
発表者:京田辺市立三山木小学校 新宅 彩加 教諭
京丹後市立久美浜小学校 川上 由希子 教諭
長岡京市立長岡第二中学校 中村 圭祐 教諭
亀岡市立亀岡川東学園 瀬野 麻利衣 教諭
・エバンジェリスト実践発表「高等学校」
ファシリテーター:一般社団法人Yohaku Education 代表 品田 健 様
発表者:京都府立洛水高等学校 川田 祥史 教諭
京都府立久御山高等学校 松井 優衣菜 教諭
京都府立亀岡高等学校 加藤 孝祐 教諭
京都府立清明高等学校 藤林 粋平 教諭
・エバンジェリスト実践発表「特別支援学校」
ファシリテーター:一般社団法人SOZO.Perspective 代表理事 海老沢 穣 様
発表者:京都府立与謝の海支援学校 土出 隆之 教諭
京都府立八幡支援学校 浅井 裕 教諭
・京都府立高等学校情報教育研究会
発表者:京都府立洛東高等学校 中井 大 教諭
・教育データの利活用
ファシリテーター:京都大学学術情報メディアセンター 教授 緒方 広明 様
発表者:京都市立西賀茂中学校 校長 上畑 直久 様


【第3部】ワークショップ「未来を体験しよう」
・HADO体験:株式会社 meleap 様
参考リンク:https://hado-official.com/
・サイバーセキュリティ体験:京都府警察サイバー対策本部サイバー企画課 様
参考リンク:https://www.pref.kyoto.jp/fukei/anzen/cyber/index.html
・Canva体験:Canva Japan 様
参考リンク:https://www.canva.com/ja_jp/
・生成AI体験:日本マイクロソフト株式会社 様
参考リンク:生成AI(Copilot)
・プログラミング体験:株式会社内田洋行 様
参考リンク:https://bsd.education/for-school/
・BookRoll体験:京都大学緒方研究室 様、 株式会社内田洋行 様
参考リンク:https://eds.let.media.kyoto-u.ac.jp/leaf/
・VR体験:NTTスマートコネクト株式会社 様
参考リンク:https://www.smartstream.ne.jp







参加者の声

デジタル学習基盤を活用し、学ぶ内容、学び方、まとめ方、発表の仕方等を自己選択することで、学習者主体の個別最適な学びにつながった授業デザインをたくさん紹介していただき、イメージを持つことができた。2030年に向けて、授業観のアップデートが必要であることがわかった。

初めての参加だったが、情報機器を用いた授業の在り方についていろいろと考える機会になってよかった。 また、さまざまな教育コンテンツやプログラムについて情報を得られたので、今後にいかしたい。

今年度の自分自身のアクティビティ及び授業の進め方を模索するヒントになりました。
当カンファレンスは、府内の先生方を対象としてオンデマンドにて配信しております。