「リーディングDXスクール事業」は、GIGA端末の標準仕様に含まれている汎用的なソフトウェアとクラウド環境を十全に活用し、児童生徒の情報活用能力の育成を図りつつ、個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実や校務DXを行い、全国に好事例を展開するための事業です。
今年度、京都府内では、京丹波町立和知小学校と和知中学校が指定を受けています。「『個別最適な学び』と『協働的な学び』の一体的な充実」を共通のテーマとして取り組まれている両校の様子を紹介します!
【和知小学校】
2月13日、「京丹波町立和知小学校 公開 授業研究会」が開催され、小中学校や高校等から多くの先生方が参加されました。
公開授業では、児童一人一人が自分のめあてを持ち、ICT端末を活用して考えを共有しながら学ぶ姿が見られました。学級担任による児童の丁寧な見取りと「京都府学力・学習状況調査~学びのパスポート~」の調査結果の分析をもとに、ICTを効果的に活用した授業が行われました。

全体会での「伴走支援」では、 授業公開をしたエバンジェリスト7期生の堀川泰雅先生と京都教育大学 大久保紀一朗先生との対話形式による授業のリフレクションが行われました。
事後研究会では、1年生の授業について、グループごとに「Keep(継続)」「Problem(問題点)」「Try(改善策)」の視点で協議されました。

内 容
【公開授業】
〇公開授業① 第1学年 国語科「くらべてよもう『どうぶつの赤ちゃん』」
○公開授業② 第4学年 理科「水のすがたとゆくえ」
【全体会】
○京都教育大学 大久保紀一朗先生による伴走支援
第4学年担任 堀川泰雅教諭(エバンジェリスト7期生)
〇研究報告
○事後研究会
○講演「主体的に学ぶ児童の育成に向けた和知小学校の取組」
京都教育大学 大久保紀一朗先生
【和知中学校】
1月15日、「和知中学校 第3回校内研修会」が開催され、小中学校や教育委員会等から多くの方が参加されました。
公開授業では、生徒が自分に合った学び方を選択し、課題を達成できるように自己調整し学ぶ姿が見られました。また、理科の授業はエバンジェリスト1期生の今井俊彦先生によるICTを効果的に活用した授業が行われました。


事後研究会は、東京学芸大学 佐野亮子先生のファシリテーションのもと行われました。授業者の先生から本時の授業や単元計画などについて説明があり、参加者はグループごとに改善点や質問など協議しました。
講演では、単元内自由進度学習を行う準備として、「単元構想」「学習教材」「学習環境」などの準備が必要なことや、協働的な学びとの関係性について話されました。

【研究授業】
○研究授業① 第1学年 外国語科「Program 9 A Trip to Finland」
○研究授業② 第2学年 理科「地球の大気と天気の変化」
【全体会】
○事後研究会
○講演「単元内自由進度学習について」「個別最適な学びについて」
東京学芸大学 佐野亮子先生
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