8月2日(金)、「令和6年度 京都府DLCカンファレンス~新たな学びの創造~」を集合・オンラインのハイブリッド形式で実施をし、合わせて150名を超える参加がありました。
「京都府DLCカンファレンス」は、第2期京都府教育振興プランに掲げる「新たな価値を創造する力」の育成や「豊かな学びの創造」に向けて、最新の教育動向やエバンジェリストの実践からICTを活用した新しい授業デザイン等について学ぶことを目的としています。
昨年度は「エバンジェリストカンファレンス」と題して「ICTを活用した新しい授業デザインについて学ぶ」ことを目的に12月にオンラインで実施し、各校種のエバンジェリストの先生方に実践発表いただきました。
今年度は、エバンジェリストの先生方の実践発表をメインにしながらも、講演やワークショップも入れ、様々なICTの活用方法を多くの教職員の方々に知っていただく機会とし、また京都府デジタル学習支援センター(DegitalLearning supportCenter)の取組も広く知っていただきたいという想いも込め、「京都府DLCカンファレンス」として実施しました。
主な内容
【第1部】講演
「豊かな学びの創造」熊本大学大学院教育学研究科 特任教授 前田 康裕 様
「教育データの利活用」京都大学学術情報メディアセンター 教授 緒方 広明 様

【第2部】テーマ別セッション、実践発表
・Creativeな学び「小中学校」
ファシリテーター:株式会社Doit 代表取締役 土井 敏裕 様
実践発表 :亀岡市立東別院小学校 中島 清人 教諭(令和2年度エバンジェリスト)
相楽東部広域連合立和束中学校 西山 祐也 教諭(令和2年度エバンジェリスト)
・Creativeな学び「高等学校」
ファシリテーター:一般社団法人Yohaku Education 代表 品田 健 様
実践発表 :京都府立洛北高等学校 山本 貴志 教諭(令和5年度エバンジェリスト)
京都府立乙訓高等学校 佐々木 陽輔 教諭(令和5年度エバンジェリスト)
・Creativeな学び「特別支援学校」
ファシリテーター:一般社団法人SOZO.Perspective 代表理事 海老沢 穣 様
実践発表 :京都府立聾学校 三井 博昭 教諭(令和5年度エバンジェリスト)
・教育データの利活用
ファシリテーター:京都大学学術情報メディアセンター 教授 緒方 広明 様
実践発表等:京都市立西京高等学校 校長 岩佐 峰之 様
京都市立西京高等学校附属中学校 教頭 宮部 剛 様
京都市立西京高等学校 教諭 芳賀 康大 様

【第3部】ワークショップ「未来を体験しよう」
・AR(MR)体験:株式会社NTTデータNJK 様
参考リンク:https://www.njk.co.jp/case-report/tag/ar-vr
・小学生向け学びコンテンツ:株式会社COLEYO 様、立命館小学校 正頭 英和 様
参考リンク:https://touch-education.jp/momotetsu/
・3D教育メタバース:NTTスマートコネクト株式会社 様
参考リンク:https://nttsmc-edu-metaverse.com/
・生成AI体験:日本マイクロソフト株式会社 様
参考リンク:生成AI(Copilot)
・BookRoll体験:京都大学緒方研究室 様、株式会社内田洋行 様
参考リンク:https://eds.let.media.kyoto-u.ac.jp/leaf/

参加者の声

最先端の技術に触れることができたり、最近の流行の内容を整理したうえで自分の授業を振り返ったりすることができました。特に、実際に教育現場で実践をされているエバンジェリストの先生の話には大変刺激をいただきました。

これまでの自分の実践について、考え、アップデートするいい機会になりました。

ICTの活用は、難しいものではなく、子どもたちのやってみたい!どうしたらいいの?からはじまるチャレンジを実現していくものだと実感しました。
当カンファレンスは、府内の先生方を対象としてオンデマンドにて配信予定です。