5月23日、令和6年度「学校DX研修」がスタートしました。
学校DX研修では、一人一台端末の整備・活用が進む中、教員のICT活用指導力の向上を図るとともに、「個別最適な学び」と「協働的な学び」を一体的に充実し、「主体的・対話的で深い学び」を可能にする効果的なICTの活用を推進することを目指しています。
府立学校向け研修では、全ての教員がニーズやレベルに応じて必要講座数を受講する「悉皆型研修」として、初級コース70講座、中級コース64講座、上級コース58講座を実施、市町(組合)立学校は、53講座を実施します。
AIやIoTなどの急速な技術の進展に対応するため、10社以上の企業と連携し、生成AIなどの最新トレンドから授業で活用するアプリ、動画教材の作成、情報セキュリティなど、幅広く学べる内容となっています。また、教科のねらいをふまえた効果的なICTの活用方法について学ぶことができる、「教科等活用講座」を22講座実施します。
授業基礎(Teams)南北
最初の講座は、5月23、24日に【初級】コースを対象とした「授業基礎(Teams)」を集合形式にて実施し、あわせて100名を超える教員が参加しました。
研修では、Teamsの投稿やリアクション、ファイル共有を始め、課題配信機能を使った課題提出の方法を学びました。後半には、共同編集機能を体験し、授業での活用について考えました。グループ協議では、自身の学びと今後取り組みたいことを共有しました。


生徒の理解を促し、粘り強く課題に向き合う姿勢を引き出せるような活用方法を模索したいです。
授業基礎(ロイロノート)
5月27日に【初級】コースを対象とした「授業基礎(ロイロノート)」を集合形式にて実施し、60名の教員が参加しました。
研修では、カードの作成や提出、アンケート機能等、ロイロノートの操作について学びました。後半は、グループワークを行い、学んだことを活かし、カードの作成や提出等、授業を想定したやりとりを行いました。


普段、ロイロノートを使用する機会が多いのですが、改めて色々な機能があることを教えていただきました。また、教師側と生徒側の両方の画面の見え方など、比較しながら体験できたのでわかりやすかったです。演習も生徒役、教師役の両方の体験ができてためになりました。