会計科は「簿記・会計」に関する分野の知識と技術を習得することを目指します。
「簿記」とは、企業の経営活動を記録し、経営成績と財政状況を明らかにするもので、会社の健康診断とも言えます。また、「会計」とはその健康管理の結果を会社内外に報告するもので、簿記と会計によって企業の健康管理がうまくいくのです。
金融機関や税理士事務所での就業体験や企業から講師を招いた学習を行います。また、企業の儲けの仕組みを知るため、経営シミュレーションで店舗経営にチャレンジします。
産学連携授業に積極的に行っています。京都信用金庫やソニー生命・税理士や中小企業診断士との連携のもと、講師として学校に来ていただいたり、現場実習を体験させていただいたり、年間を通じて系統的な実習に取り組みます。
「牛丼チェーン店」の経営シミュレーションで、原価管理や販売価格が、どのように儲けにつながるのかを体験的に学びます。
会計科では日々の授業、校内での講習会や専門学校と連携した講習会を実施し、簿記の資格取得や技術の向上に取り組みます。
会計科では簿記実務検定1級(全商協会)を2年生全員が受験します。また、課題研究ファイナンス分野選択者(15名)はFP検定3級ファイナンシャルプランニング技能士(日本FP協会主催)を受験します。
さらに、毎週1回の検定補習を開講し、難度の高い日本商工協会の「簿記」2級の資格についても取得を目指します。
全商が実施する簿記の技術を競う競技会です。校内からは簿記部と資格取得者が出場します。府下大会での上位者は全国大会に進みます。