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- 自分を好きになろう
まだまだ暑さの残る８月の終わりから始まった２学期も、初雪が見られた12月となり、本日で終業式を迎えることとなりました。１年間の教育課程では２学期は79日間で最も授業日が多く期間も長い学期です。1年生はひらがな、カタカナに加え、漢字を覚え、２年生はかけ算ができるようになったようにそれぞれの学年でできることが増えました。一輪車や鉄棒、縄跳びが得意になった児童もいます。長いからこそじっくりと取り組むことができた学期で、それぞれの学年でぐんと成長の伸びが感じられました。
さて、12月10日は人権月間のまとめ集会を行いました。今年度のテーマは「自分を好きになろう」でした。本部委員会のメンバーが瑞穂小学校の課題を出し合い、まだ多い「友達に対する暴言」という現状をどうすればなくせるのか。友達を大切にするには、まずは「自分を好きになること」。自分を見つめ直し、良さを知ることで自分のことが好きになり、次に友達のことを大切にしようということにつながるのではないかと考えたようです。
ところでみなさんは自分の得意なことをいくつ挙げられますか。「ホッケー」「野球」などのスポーツが得意。「料理」「イラスト」「歌」や「話すこと」「聞くこと」が得意、など結構あるのではないでしょうか。それぞれが自分しかない素晴らしい力だと思います。友達も自分にはない得意なことをもっています。それが見つけられることも素晴らしい力です。人権月間では、各学年、学級で自分のことを見つめる機会となり、友達のことを考えた行動を意識していました。
明日からは、冬休みです。それぞれのご家庭で自分の得意なことを出し合ってみてはどうでしょうか。いつも近くにいながら意外と知らなかったことも発見できるかもしれません。自分のことがもっと好きになるかもしれません。きっと温かい年末年始となることでしょう。
最後になりましたが、保護者、地域の皆様にはこの間、本校教育活動にご理解・ご協力いただき、安心・安全に過ごせるよう子どもたちを温かく見守り、寄り添っていただきましたこと感謝申し上げます。
よいお年をお迎えください。
校長 下村 敦
