長い夏休みが終わり、学校に元気な子ども達の姿が戻りました。京丹後市内においては、新型コロナウィルス感染症がいまだ猛威を振るっているところですが、コロナウィルス感染防止対策を学校生活の基盤としながら、令和4年度第2学期の宇川小学校教育活動がリスタートしました。夏休みの間に学校ではできないことを経験・体験し、家庭や地域を中心に生活することでまた新たに一つ大きく成長した子ども達は、『やる気エネルギー』に満ちていることと思います。このタイミングを逃すことなく、より一層活気のある宇川小学校となるよう様々な取組や行事、日々の教育活動を進めてまいります。
さて、2学期といえば期間も一番長く教育活動が最もダイナミックに行われる展開期になります。日々の学習はもちろん、読書感想文の取組、マラソン大会に向けた体力向上の取組、社会見学やチーム遠足、人権の学習など、また一つ上のステージを目指して取組を進めることになります。そこで大切なことの一つになるのが“目標を高く持つ”ということではないでしょうか。漫然として取組を進め、できた分を評価するのではなく、自分が目指す姿・つけたい力を具体的に設定し、そこに向かって努力を重ねることを大切にしてほしいと考えています。その上でできたことを自分自身への自信につなげたり、できなかったことは何か、それはなぜだったかを振り返ったりすることが次の取組に生かせることになるのだと思います。ポイントとしては高すぎる目標は掲げないこと。自分の力を分析し出来そうな目標を立てること。この小さなステップを繰り返すことで、己の力を的確に捉え常に次のステージへのレベルアップができるようになります。子どもの内は失敗しても大丈夫。大切なのはそこから次につながる何かを学ぶこと。そうしたことを子ども達へ日々伝えながら様々な実践を進めていきたいと考えています。
2学期のビッグイベントとしては、11月初旬の学習発表会があります。これまで学んできたこと、つけてきた力を一人ひとりが最大限に発揮するとともに、学級みんなの協働と工夫によって一つの大きな作品に仕上がることを楽しみにしています。(もちろん前提として学習がしっかりと完遂することが大切です。)保護者・地域の皆様にはぜひご来校いただき、宇川小の取組を参観いただきますようよろしくお願いします。
重ねてお願いばかりになりますが、保護者の皆様には、子ども達が学校での活動に全力を出せるよう家庭からの支援をよろしくお願いいたします。まずは『早寝・早起き・朝ごはん』で生活リズムを整えて登校できるようよろしくお願いします。
宇川小学校 校長