ソプラノ歌手の石川貴子さん、バリトン歌手の宮尾和真さん、ピアノ奏者の金子葉子さんをお招きし、5・6年生に向けたコンサート&キャリア教育が実現しました。
第一部では、「野ばら」「荒城の月」「令和の花」など、計9曲を披露していただき、体育館に美しく響くプロの歌声に、児童も教職員も鳥肌が立つほどの感動でした。
また、6年生が「送る会」で発表する予定の曲も歌っていただき、児童は歌声に合わせてピアノ演奏をしているかのように指を動かしたり、リズムを刻んだりしながら、プロの歌声と美しいピアノの音色を味わいました。




コンサートの次は、キャリア教育の視点で、3人の方々が音楽家となるまでの道のりについて語ってくださいました。「夢を叶えるために勉強に勉強を重ねた」「スポットライトを浴びる仕事だけでなく影の仕事があることも知ってもらえたら」「音楽のすばらしさを子どもたちに伝えたい」など、子ども時代のことや、夢の実現のための努力、プロとなった今の思いなどを聞かせてくださいました。児童からも「どうして歌手になろうと思いましたか?」「高い声の出し方を教えてください」など、それぞれが興味をもったことをたくさん質問しました。


最後は、6年生のみ「秘密の特訓」ということで、ボイストレーニングと合唱指導を受けました。
「歌い出しでちじこまってしまわずに、最初から一つになって歌う」「手に向かって剛速球を出すように声をまとめる」「自分が大事にしているものを想像しながら歌ってみよう」「声の出しやすい姿勢は、、、」など、たくさん声をかけていただき、実際に一緒に歌いながら練習できました。時間が足りないくらいで、もっともっと教えていただきたい気持ちでいっぱいになりました。



最後は代表児童がお礼の言葉を伝えました。

子どもたちは「感動した」「ほめてもらえてすごくうれしかった」「プロの歌声に鳥肌がたった」「一緒に歌えて楽しかった」と夢のような2時間を振り返っていました。
