令和7年度第2学期終了!心をつなぐ、未来へつなぐ!!

山々の木々もすっかり葉を落とし、冬の足音が間近に聞こえる季節となりました。校舎の廊下から見える日本海も丹後の冬らしい景色に変わってきています。本日、大きな事故や怪我もなく、無事に2学期の終業式を迎えられましたことは、保護者の皆様、そして地域の皆様の温かいご支援の賜物と、心より感謝申し上げます。
今学期も、子ども達は日々の教育活動や多くの行事を通して、心身ともにたくましく成長しました。マラソン大会に向けての取組では、まだ暑さも残る時期からの練習に全校みんなが一生懸命になり、自らの目標に向かって汗を流しました。自分の力を伸ばすこと、精一杯力を出し切ること、仲間と切磋琢磨し共に高め合うことを通して、みんなが力をつけることができました。苦しくても一歩前へ踏み出す粘り強さは、これからの人生を支える大きな力となるものと期待しています。その後、5・6年生8名が学校代表として臨んだ市小学校駅伝競走大会では、見事5位入賞を果たしました。努力の成果が形になって表れた瞬間となり、皆で喜びを分かち合いました。学習発表会では、一人ひとりが役割を全うし、仲間と協力して一つのものを作り上げることの大切さ、表現を工夫し伝えることの面白さを実感できる取組ができました。ステージの上で堂々と表現する姿に、大きな感動をもらいました。内面を磨く学習にも精力的に取り組みました。人権月間の取組では、各学年で発達年齢に応じた人権教育の計画を立て、それぞれが目標を立てて取組を進めました。人権学習の内容は多岐にわたりますが、とくに相手の気持ちを想像し、互いの違いを認め合う大切さを学びました。「自分も大切、友達も大切」という意識が、日々の何気ない言葉かけや行動に表れ始めています。これからも引き続き、当たり前のこととして定着するよう支援し、見守り続けていきたいと考えています。
宇川小学校との交流学習も、より一層進めることができました。今学期は、授業時間だけでなく、休み時間も自由に交流できるような時間設定をして相互理解を図りました。最初は、緊張していた子ども達も、共に学び、遊び、互いを知るにつれ、少しずつ心の距離を縮めています。新しい仲間と出会い、多様な考えに触れることは、子ども達の視野を大
きく広げてくれました。いよいよ来年4月の適正配置まで、あと3か月となりました。期待も不安も共にあるとは思いますが、子ども達にとって、新しい学校生活が、より豊かで、よりワクワクするものになるよう、教職員一同、丁寧かつ着実に準備を進めてまいります。
明日から12日間の冬休みに入ります。子ども達には、家族との時間を大切にし、心と体をゆっくり休めてほしいと願っています。そして 1 月、希望に満ちた笑顔で再会できることを楽しみにしております。本年も本校の教育活動にご理解とご協力をいただき、誠にありがとうございました。どうぞ、良いお年をお迎えください。

校長

タイトルとURLをコピーしました