心が動いた「ひかりフェスティバル」

例年にない早い梅雨明けにより、朝の登校時から汗が噴き出る…そんな日が続いています。

先日の「ひかりフェスティバル」には、お忙しいところ参観いただき、ありがとうございました。

子どもたちの振り返りを読むと、そこには、「緊張」「最高な日」「大満足」「楽しかった」「おもしろかった」「すごい」「もっとレベルアップする」「次も頑張りたい」「力を出し切った」「これからも新しいことにチャレンジしたい」そんな言葉がたくさん並んでいました。その中に、たくさんの「はじめて」をひかりフェスティバルで経験したこと、はじめてを経験することで自分の成長を感じたこと、そして、次への夢をもったことなどを綴った振り返りがありました。きっと、たくさんのはじめてで、緊張したり、考えたり、うまくいかなかったことがあったと思います。だからこそ、次への挑戦に心が動き出しているのだと思います。

大人は誰もが子どもたちに多様な挑戦をしてほしいと願っています。けれども、今の社会や我々の関わり方を見つめ直してみると、意外にも「失敗させないように」「間違えないように」と、挑戦を未然に止めてしまっている場面も少なくありません。子どもにとって大切なのは、うまくいく挑戦だけでなく、うまくいかなくても、もう一度チャレンジしてみようと思える経験を積み上げることです。挑戦すること、失敗すること、そこから立ち直ること・・・これらの繰り返しが子どもを伸ばし、未来を切り拓く力となります。ぜひ、ご家庭でも子どもたちが「やってみよう」と思えるよう「挑戦に向かう姿勢」を温かく見守り支えていってほしいと思います。

まだまだ学校の中には、子どもたちが主体になれること、新しく挑戦できることがたくさんあります。これからも、子どもたちと一緒に見つけていきたいと思います。

地域や保護者の皆様からたくさんの感想をいただきましたので、一部紹介します。

・子どもたちが新学期がはじまってどんな楽しいことをしてきたのか、とてもよく伝わりました。楽しそうに生き生き発表する姿が見られて学校生活を大いに充実させているんだなと安心しました。他学年の発表に対しても、自分の感想を大きな声でしっかり伝えられている姿もよかったです。伝えてもらった方も伝えた側も気持ちが高揚するよい機会だと思いました。

・子どもたちが一丸となって発表を成功させようと頑張っているのがよく伝わってきた。新学期が始まって2ヶ月ほどなのに、、とても完成度の高い発表で感動しました。

・今年は進行も挨拶も準備も片付けまでも子どもたち主体で進められていて、子どもたちの頑張りに拍手です。

・体育館が暑すぎるため、この時期の実施は無理があるのではないでしょうか。日程変更など何か考えてほしいです。

・午前中に終了するので、お弁当がなくてもよいと思います。(課題については、今後検討していきます。)

さて、今月の18日には、1学期の終業式を迎えます。今週末の地域懇談会では、家庭や地域での夏休みの過ごし方を話し合っていただけることと思います。この間、登下校の安全についても、地域のボランティア様や保護者の皆様に一緒に歩いていただくなどお世話になっておりますこと、感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございます。保護者の皆様、地域の皆様、連日の酷暑、くれぐれもお体ご無理されないようお気を付けください。

校長 中田 匡恵

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