こども園から中学校までを見通した「ひかりっ子」の学びと育ち

 早いもので、2023年(令和5年)も残すところ、1か月となりました。朝晩の冷え込みに、冬の訪れを感じます。子どもたちは元気に学校生活を送っています。

 先月は、たんばこども園の公開保育と蒲生野中学校の入学説明会に参加する機会がありました。

 たんばこども園に入ると、5歳児さんたちが、遊びの中で自分で何かに挑戦したり、友だちと一緒に活動したりする姿にたくさん出会います。お絵描きや折り紙に熱中する子、園庭でリレーや遊具遊びをする子、砂場で友だちとごっこ遊びをする子など、それぞれが自分たちの活動を工夫し楽しんでいました。遊びや体験を通して、子どもたちが学びを積み重ねていることがわかります。

 また、蒲生野中学校では、義務教育の仕上げとなる3年間の学校生活で大切にすべきことが説明されました。中学校では、自分から進んで学ぶ姿勢が大切であること、社会に通用する生活習慣や態度、集団でのマナーなどを身に付けること、社会の一員としての自覚や誇りを持ち、自分の行動に責任を持てるようにすることなど、小学生は緊張しながらも、しっかり聞いていました。成人年齢が18歳となり、小中9年間が終了すると、3年後には成人となる年齢です。より高い意識と行動が求められているのだと思います。生徒自身が自分たちの学校の紹介をしたり、仲間と部活動を進めたりしている姿は、たいへん頼もしいものでした。子どもたちの学びと育ちはつながっていきます。小学校6年間の学習や生活が充実するよう、一人一人を支援してきたいと思います。

                                 校 長 日下部 正登

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